聞きたくない相手の話。上手に聞き役から抜け出すにはどうすればいいのでしょうか?
聞いてもいないのに、自慢話や苦労話を長々としてくる人。職場や学校など、あなたの身近にもいませんか?
楽しいと思えない話を、ずっと聞き続けるのは苦痛ですよね。
fumumu取材班が、聞き役からスマートに抜け出すコツを聞いてきました。
①会話中に自由に…
「話を真面目に聞き続けるといつまでも終わらないので、なんとなく聞きつつ、自分の作業をしたり、なにかを飲み食いしたりするといいですよ。興味ない話を、前のめりの姿勢で聞く必要はありませんから。
話に集中するとついイラッとしてしまうので、そのときやりたいことに集中するんです。『聞いてる?』と言われたら、特に上下関係のない相手なら『うん〜あんまり(笑)』と笑って流すことも。
上司や先輩の場合は口では『聞いてますよ〜』と言うけど、話にあまり興味がないことは伝わるので、向こうから会話を切り上げてくれることが多いです」(30代・女性)
②「その話好きですね(笑)」
「自慢話や苦労話をする人は、自慢する人・苦労を話す人とは思われたくないんですよ。自慢するつもりじゃなかったけど、自慢になっちゃった…のテンションで話してくるんですよね。
なので、話がしつこいことをさりげなく指摘するのがおすすめです。何回も同じ話をしてくるなら『その話好きですよね(笑)』と伝えてみるとか。親しい相手なら『お、自慢話だね!』『苦労話するのって気持ちいいよね、わかる』とハッキリ言うのもありです。
自慢や苦労について堂々と話すのは美徳に反するのか、ほとんどの人が『いやいや、そんなつもりないし…』と話題を変えてくれます」(20代・女性)
③「みんな」「人それぞれ」
「一方的に話してくる人は『自分は周りより優れている・苦労してきた』とアピールしたいだけなので、ゴマスリしなくてもいい相手ならスルーでいいと思うけど…撃退したいなら、別にあなただけが特別ではないです、と会話の中に含めるといいですよ。
苦労話なら『みんな大変そうですよね』『人それぞれですよね』とか、自慢話なら『私も経験あります』『◯◯さんはこうだったって言ってましたね』とか。
自分を特別扱いしてくれない相手だとわかると、向こうは話す気が削がれるから。腑に落ちない感じを出しつつも、会話を終わらせてくれます」(20代・女性)
自慢話や苦労話をすることが悪いわけではありませんが、相手の反応を無視して一方的に話し続けるのはいただけません。
反面教師にして、同じことをやらないように意識したいものですね。