どこにいても周囲に好かれる人。コミュニケーションを取るうえで、なにか意識しているポイントはあるのでしょうか?
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一緒にいて、元気を分けてもらえる人。いるだけで、周囲をパッと明るくする人。
そんなムードメーカーたちに、なにか共通点はあるのでしょうか?
周りに好かれやすい人の特徴を、fumumu取材班が聞いてきました。
①笑いに変える
「失敗や気まずい空気を上手に笑いに変えられる人は、ムードメーカーだな〜と感じます。失敗して本人が不機嫌になったり、周りに当たったりすると、周囲の人がフォローしなくてはいけないから。
自ら笑いに変えてくれると、一緒にいて楽ですよね。私の友達は、一緒に食事をしたときに出てきたメニューが微妙でも、まずいものが出てきた! と笑える子で。『微妙なものを作れる才能があるよね(笑)』など、一緒にふざけているだけで面白いんです。
そこで『微妙じゃない? 最悪』とイライラされても、こちらはなにもできずに困ってしまうから。気まずくなりそうな空気を笑い飛ばしてくれる人は、周りから好かれると思いますよ」(20代・女性)
②いいところを見つける
「人のいいところを上手に見つける人は、周囲に信用されると思います。人の悪いところばかり指摘する人より、一緒にいてずっと楽しいはずだから。自分が気にしていた部分や、自信がなかったところを、いい言葉に言い換えてくれる人もいますよね。
私が『人と話すのが苦手で、職場のちょっとした会話が気まずい』と相談したときに、わかるよ〜と同意しつつ『でも話を聞くのが上手だから、相手は話していて楽しいんじゃない?』と言ってくれた友達がいて。この子のこういうところが、友達が多い理由なんだろうなぁと思いましたよ」(30代・女性)
③自分に自信がある
「自分を必要以上に卑下する人より、ある程度自信がある人のほうが一緒にいて楽です。自分に自信がある人は、周りに対してフォローをあまり求めないんですよね。
自分で気持ちを安定させることができるから、感情を垂れ流すことがないというか…自分に自信がない人って、周りの人に自信をつけてもらおうとするじゃないですか。『自分なんて…』と発言して、周りに『そんなことないよ』と言ってもらいたがるとか。
そばにいると、だんだんカウンセラーの気持ちになってくるんですよね。常に自信満々でいなくてもいいけど、周囲に負のオーラを撒き散らさないくらいには、自分に自信を持っていてほしいです」(20代・女性)
よかれと思って謙遜したことで、周囲からのフォロー待ちになってしまう場合はありそうです。
「そんなことないよ」を引き出すつもりがないなら、褒め言葉は素直に受け取ったほうがお互いのためかもしれないですね。