整理収納アドバイザーの鈴木久美子です。「インテリアの雰囲気を変えたい」と思っていても、大きな家具を買い替えるのはなかなか大変です。そこでおすすめなのが「リメイクシート」。私はDIYが得意なわけではありませんが、リメイクシートが大好きで自宅のインテリアに使っています。今回は私が試してよかったリメイクシートの活用事例を紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
「リメイクシート」で簡単に印象チェンジ
「インテリアの雰囲気を変えたい」と思っていても、大きな家具を買い替えるのはなかなか大変だと感じている方は多いのではないでしょうか?
そこでおすすめなのが「リメイクシート」。賃貸の方でも自分の手持ちの家具だったら気軽に取り入れられると思いますよ。
今回は私が試してよかったリメイクシートの活用事例を紹介!簡単だったものから紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
①食器棚の背板部分
初心者でも簡単に取り入れられる場所として最初に紹介するのは、「食器棚の背板部分」です。
面積もそんなに大きくないうえに、凹凸もないので折り曲げて貼る必要もなく簡単!
手前にキッチン家電などを置くことが多いので、間近で見ることも少なく失敗も目立ちにくいと思います。
ちなみに我が家の食器棚の背板部分は、白→木目茶色→タイル風(白)→コンクリート風と4回も変身しています。
②サイドボードの天板
家具をすべて張り替えるのは難しいですが、「天板部分」のみなら簡単に張り替えることができます。
数年前に、我が家のIKEAのサイドテーブルの天板が傷んできたので、モルタル調のシートを貼ってみました。
ポイントは、表面だけでなく側面まで巻き込んで貼ることです。
巻き込んで貼る際、固めのシートの場合はドライヤーで温めながら引っ張って貼るとうまく貼れるのでおすすめです。
かなりボロボロになっていたので、捨てようと思っていましたが、天板を貼り変えてからは愛用しています。
③テレビボード
次に紹介するのは、「テレビボード」。元は茶色のウォールナットでした。
入居当初(7年前)は、茶色を気に入っていたのですが、徐々に趣味が変わり、変えたいなー…と悩むこと1年。
買い替えを希望していましたが、「コレにしたい!」と思うテレビボードを決められず、気軽にリメイクシートを貼ってみることにしました。
テレビボードにリメイクシートを張り付ける際に大変だったのは、テレビをよけて配線を外す必要がある点。
テレビだけでなく、DVDプレイヤーやゲームなどの配線もあり、配線を外して、テレビを降ろす作業に一苦労でした。私1人で作業を行いましたが、家族など手伝ってくれる人がいる時にやる方がいいですね。
それ以外は案外スムーズに貼ることができました。
④ドア
我が家はマンション暮らしで、ドアや建具、床はすべて同色の茶色のウォールナットです。
これはこれで気に入っているのですが、濃い色だと圧迫感があるので、娘の部屋は白やピンクを基調としたカワイイお部屋にしたいなと思っていました。
そこでドアを、白いリメイクシートで印象チェンジ。
本来はドアごと外して、シートで巻き込むように貼るのがベストですが、面倒だったので、そのまま貼ってしまいました。
苦戦したのが、ドアの取っ手部分。
一度取っ手を外してから貼るのが正しいのですが、これも面倒でそのまま貼ってみたら、かなり大変でした。
ドアノブ部分にピッタリフィットせず、あとから継ぎ足しで貼っています(近くで見るとわかります)。
ドアは1枚当たりの面積が大きく、貼るのがかなり難しかった印象です。
1枚で貼りたい場合は、横幅がドアの幅より大きい幅広タイプのリメイクシートが必要なので、選ぶ際は注意しましょう。