髪がパサつく原因は人によってさまざま。もしかしたら、あなたの髪のパサつきは間違ったお手入れや生活習慣のせいかも……。そこで今回は、髪のパサつきの原因と正しいヘアケア方法、髪のパサつき予防や改善におすすめのシャンプー・トリートメント、オイルをご紹介します。この記事をチェックして、するんとまとまる、うるおいに満ちたなめらかなツヤ髪を手に入れて。
髪のパサつきの原因とは?
ヘアケアはしているはずなのに、髪がパサつく……あなたの髪のパサつきの原因がわかれば、いちばん効果的なヘアケア方法も見つかるはず。
まずは、以下の〈髪のパサつきの原因〉の中から、あなたの髪がパサついている原因を見つけてみて。
①間違ったシャンプーの洗い方
シャンプーのとき、髪や頭皮をきれいにしようとゴシゴシ洗っていることが髪のパサつきの原因かも。また、シャンプーを泡立てないまま洗うのもNG。どちらも摩擦を引き起こしてしまうからです。
摩擦は髪のダメージのもと。髪は濡れるとキューティクルが開くので、その状態で髪をこすり合わせると、ダメージを受けやすい状態に。キューティクルがはがれ薄くなってしまうと、髪は内部に水分をキープできずパサついてしまいます。
②洗浄力が強いシャンプー
洗浄力が強いシャンプーが、髪のパサつきの原因かも。洗浄力が強いシャンプーを使っていると、髪や頭皮は乾燥しやすい状態に。そうなると、髪もパサつき始めます。
健やかな髪と頭皮には、ほどよい油分が必要。皮脂を取りすぎてしまうと、髪と頭皮が乾燥し、パサつきが起こりやすくなってしまいます。
③間違ったタオルドライ
シャンプー後に髪をタオルドライするとき、ゴシゴシ拭いているのが髪のパサつきの原因かも。髪が濡れているときはキューティクルが開いた状態。シャンプーのときと同じように、その状態で髪をこすり合わせると、髪はダメージを受けてしまいます。髪を保護するキューティクルが弱くなり、内部の水分も失われることが髪のパサつきを引き起こしていることもあります。
③ドライヤーの熱
ドライヤーの高すぎる熱が、髪のパサつきの原因かも。髪の主成分はたんぱく質。そのたんぱく質は、卵の白身と同じで熱を加えると硬くなる性質があります。乾いた状態の髪にドライヤーの熱を当て続けると、髪はパサつき始めます。
ヘアアイロンも、濡れた状態のままや160℃以上の高い温度で使うのはNG。熱ダメージを受けて髪はパサついてしまいます。
④自然乾燥
髪を乾かさず自然乾燥するのもパサつきの原因に。髪のパサつきはタオルドライの摩擦や、ドライヤー、ヘアアイロンの熱が原因になることもありますが、自然乾燥で何もしないのもNGです。
濡れた髪はキューティクルが開いたまま。だから、しっかり乾かさないと髪の内部の水分や栄養分はキープできません。さらに、その状態で枕やブラッシングなどで髪がこすり合わされると、髪は大きなダメージを受けてパサついてしまいます。
⑤パーマやヘアカラー
パーマやヘアカラーをくり返すことも、髪のパサつきの原因。パーマやヘアカラーで使う薬剤は、髪を保護しているキューティクルをはがす役割。だから、理想のヘアスタイルを叶えると同時に、髪はダメージを受けやすい状態になります。キューティクルがはがれ薄くなると、髪はダメージを受けやすくなり髪内部の水分や栄養分もキープできなくなります。それが、パサつきを引き起こしているのかもしれません。