相手の立場に立った話し方、できてますか?
良かれと思って言った一言で相手の機嫌を損ねてしまったこと、ありませんか? あなたにとっては言っておきたいことだったとしても、相手にとっては言われたくないことや聞きたくないこともあります。
fumumu取材班が、余計な一言で嫌われる人の共通点を聞きました。
①「あなたのために」と情に訴える
「仕事でできなかったことを『あなたのために精一杯やりました』と、情に訴えてくる人が嫌いです。仕事としてやっている以上、精一杯努力するのが普通だし、『あなたのため』という観点もずれています。
会社はお金を払っている以上、それ相応の結果を出してもらえなければ、仕事としてお願いしている意味がありません」(30代・女性)
②「私なんて」と謙遜が過ぎる
「『私なんて』と、全否定で謙遜する人が嫌いです。褒めたこっちが、空気読めない感じになってしまうので。
こちらも社交辞令とか挨拶代わりに、軽い気持ちで褒め言葉を使っていたりします。『ありがとうございます』と、軽く受け流してくれるくらいでちょうどいいんですけどね」(30代・女性)
③「勘違い」で済まそうとする
「間違いを指摘しても認めないし、謝らない。『ただの勘違いです』と済まそうとする人は、本当に嫌いです。
そもそも勘違いとは、『うっかり間違って思い込むこと』を言います。そのうっかりに困っているから注意しているのに、話にならずストレスです」(30代・女性)
④「チームで共有します」といい子ぶる
「ミスした部下を注意した時、『チームで共有します』と言われ、カチンときました。ミスしたのはその部下一人だけなのに、あたかもほかの全員でするかのような言いぶりで。
本人はそう振る舞うことで少しでも挽回しようと思ったのかもしれませんが、指示を出した私の立場からすると、『指示が悪かった』と言われているようなもの。とても不愉快でした」(30代・女性)
同じような振る舞いをしないように、気をつけたいものですね。