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性欲が高まるのは40代? 生理前はエッチがしたくなる? 女性の「性欲」について医師が真面目に解説

男性と比べ、オープンに語られることが少ない女性の性欲。実はホルモンやホルモンバランスと大きく関係していたんです。今回は、女性の体やホルモンに詳しく、多数の著書を出版されている婦人科医・松村圭子先生に教えてもらいました。

生理前はムラムラするって本当? 性欲が湧くメカニズムとは?

「女性ホルモンと呼ばれるエストロゲンは、妊娠に向けて卵胞の成熟を促すホルモンです。このエストロゲンが増えると、種の保存の本能が働き、性欲が高まるんです」と語る松村先生。
「エストロゲンの分泌が高まるのは妊娠に最も適している排卵期です。排卵期の終わり頃から、女性の体は受精の有無に関わらず妊娠の準備を始め、エストロゲンと反比例するように黄体ホルモン・プロゲステロンの分泌が高まります。プロゲステロンはPMSの引き金にもなるホルモンですから、それにより体がだるくなり、性欲どころではなくなる。ということもあります」(松村先生・以下同)。

性欲は、男性なら10代後半〜20代が盛んと言われているけど、女性の場合は?

「エストロゲンの他にもうひとつ、性欲を高めるホルモンがあります。それが男性ホルモン。男性は25歳前後で男性ホルモン分泌のピークを迎えるため、性欲のピークも同じくその頃だと言われています。しかし、女性の男性ホルモン分泌は、少ないながら生涯を通じてあまりアップダウンがありません。そのため、月経があるうちはエストロゲンとプロゲステロンの波にかき消されがちなのですが、閉経の10年前、つまり40歳前後くらいから、少しずつ男性ホルモンによる性欲が頭角を現してくるんです」。

女性の場合は、40歳頃が性欲がピークになると言われる。

「閉経というと50歳以降の話だと思われがちですが、実は閉経の10年ほど前から女性ホルモンは徐々に減り、閉経に向けての準備が始まっています。40代から女性の性欲が高まると言われるのには、男性ホルモンのカラクリが働いているんです」。

年を追うごとに「女性の男性化」「男性の女性化」が進む!?

「男性にも同様のことが言えるんですよ。あまり知られていませんが、男性にも女性の半分量程度の女性ホルモンが分泌され、どの年齢でも比較的安定して分泌されています。男性ホルモンは社会性ホルモンとも呼ばれていますので、ホルモン量の男女逆転により、50代以降の男女の立ち位置が逆転してしまう、という話もよく聞きますよね」。

お互い理解されにくい! 男女の性欲の捉え方

セックスにおいて、男性が求めるのは「射精」。一方、女性は精神的なつながりを重視する傾向に。

「カップルでの性生活において、よく問題視されるのがセックスの捉え方。とにかく射精をしたい!という男性に対し、女性は愛情の確認を目的にしているため、どうしてもギャップが生まれてしまいます。それが原因でケンカになってしまうという話もよく聞きますが、そもそも男性と女性は全く別の生き物。ホルモンがそうさせている、と思ってある程度諦めることも必要です」。

賢者タイムの正体は、「縄張り意識」だった!

「セックスの後、男性がやけに冷たい、背中を向けて眠ってしまう……。そんな経験がある人も多いと思います。もちろん度を超えていたらその関係性を見直すべきですが、これは男性に備わった防衛本能なんです。
射精を終えると一気に男性ホルモンが低下して虚無感に襲われるのですが、男性の中に持ち合わせている縄張り意識だけが強く残り、誰もテリトリーに入れたくなくなってしまうんです。これは本能なので、ある程度は理解してあげることが必要かも。
もし今のセックスに満足できていないなら、パートナーとお互いの望むセックスについて話し合い、歩み寄ることが大切だと思います」。

日本人は金曜日の夜にセックスするカップルが多い⁉️

「世界各国と比較しても日本人のセックス回数はかなりの下層位ということは皆さんご存知だと思うのですが、日本人がセックスするのは、週の中で金曜の夜がずば抜けて多いというデータがあるんです。真面目ですよね(笑)。日本人はよく働くことでも有名で、とにかく平日のストレスが多い。だから、体も心も仕事から解放される休日前の夜こそがベストタイミングなんです」。

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