結婚相手に求める年収の調査結果から、結婚や恋愛に「高望みする女性」と「現実的な女性」が2極化している実態を読み取ることができた。「玉のこし婚」はもはや幻なのか。ナイトワークで副業をして、現実的に金銭を工面するアラサーのOL女性に話を聞いた。
国税庁が発表した「令和2年分 民間給与実態統計調査」よると、日本の1人当たりの平均年収は433万円 (男性532万円、女性293万円)。600万円以上の年収がある男性は、わずか9.2%だ。さらにこの調査の平均年齢は46.8歳で平均勤続年数は12.4 年。
結婚を考えるボリュームゾーンのアラサー世代の女性と年齢が近い男性で、年収600万円以上稼ぎ、かつ未婚である……そんな男性と出会う確率は多くない。
美香さんは、自身の結婚観についてこう語る。
「自分1人でも生きていけるけど、一緒にいたらもっと人生が楽しくなりそうって思える人と結婚したい」
将来を見据えて副業を続ける彼女の価値観は、令和の結婚事情を反映しているようにも思えた。
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