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[長野県]浅間温泉にオープンした雑貨とカフェの店「手紙舎 文箱」でノスタルジーに浸る大人な時間を

旅行・おでかけ

「紙博」や「蚤の市」といったイベントや、東京都調布市と台湾に雑貨店とカフェを手がける手紙社が、2022年7月、長野県松本市の浅間温泉に「手紙舎 文箱(てがみしゃ ふばこ)」をオープンしました。国内で関東以外への出店は今回が初。その拠点として選んだ浅間温泉は、江戸時代には松本藩の御殿湯として栄え、今でも老舗旅館や共同浴場が残る風情ある温泉地です。店舗はその一角にある元銀行だった建物をリノベーションし、1階には雑貨と喫茶と古書スペース、2階には紙マルシェが入ります。今回はそんな「手紙舎 文箱」の魅力をご紹介します。

秘密部屋のような金庫室を活用した古書スペース

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厳重な扉を備えた金庫室は、古書スペースとして活用。通常扉は開放されているので気軽に閲覧できる

1階の雑貨スペース奥にある金庫室は古書スペースとして活用され、厳重な分厚い扉を備えた物々しい入口からは、禁断のスペースへと踏み込むようなワクワク感が味わえます。

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選書された古書が並ぶ金庫室

古書は、長野県上田市を拠点に古書の買取・販売などを行うバリューブックスの協力を得て、手紙社のスタッフが1冊ずつセレクトしたものです。

約100種類のペーパーから選べる“紙マルシェ”

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紙マルシェがある2階へは雑貨スペース奥にある階段から

金庫室前の通路を抜け、1階奥の階段から2階へ進むと、その一室にあるのが約100種類の手紙社オリジナルペーパーをバイキング形式で購入できる“紙マルシェ”。

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作家やデザインのテーマが分かるようにスタッフが書いた紹介カードも

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紙マルシェでは、約100種類の手紙社オリジナルのペーパーをバイキング形式で購入できます

テーブルの上には、イラストレーターやデザイナーが手がける個性あふれるペーパーが並び、見ているだけでも楽しめます。ペーパーは好みで自由に組み合わせることが可能で、5枚600円、10枚1000円で販売。贈り物の包装紙にしたり、ブックカバーにしたりと、使い方を想像しながら選んでいくのも楽しいですね。

各作家さんたちの世界観が詰まった雑貨や、レトロな喫茶スペースで味わう香り高いコーヒーとスイーツ、金庫室を活用した古書スペースなど、魅力がたっぷり詰まった「手紙舎 文箱」。雑貨選びを楽しんだり、喫茶の片隅に腰掛けて読書をしたり、時にはお気に入りの便せんに友人や家族への手紙をしたためたりと、ノスタルジックな空間で、思い思いに過ごしてみてくださいね。

Text:児玉さつき
Photo:松本千尋

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