山口県北部の山間・長門湯本温泉に佇む温泉旅館「界 長門」に併設する「あけぼのカフェ」では、2025年4月から、長門湯本温泉の四季と文化を体験できるセットメニュー「どらやき茶かご~季(とき)の野点~」を温泉滞在の新たな楽しみとして提供中。屋外で体験する“野点(のだて)”で季節の移ろいを感じてみませんか?
長門湯本温泉街で楽しむ「オソト天国」
長門湯本温泉街
音信川沿いに温泉街が広がる長門湯本温泉。魅力あふれる温泉街へと変化しているのをご存知ですか?
温泉街を一望できる竹林の階段を設置したり、川床やテラス、足湯などを設けて、浴衣を着てそぞろ歩きが楽しめる温泉街になっています。飲食店やおみやげ店も点在し、食べ歩きも楽しめちゃうんですよ!
夏の川床
紅葉の階段
そんな「オソト天国」と称される長門湯本温泉の景観は、四季折々の魅力もいっぱい。春は音信川沿いの桜が温泉街を彩り、初夏の夜にはホタルも舞います。秋には木々の葉が紅く染まり、冬は凛とした空気に包まれ、まさに四季の移ろいを感じることができる温泉街なんです。
気軽にできる! 野点体験
あけぼのカフェ
そんな温泉街の一角に立つ「界 長門」に併設する「あけぼのカフェ」では、2025年4月1日から、川のそよ風や木漏れ日などの都会では感じられない自然の豊かさを感じながら、穏やかな時間を過ごすことができる「どらやき茶かご ~ 季 (とき) の野点 ~」を提供中。
長門湯本温泉の「オソト天国」をさらに楽しむことができる新しい体験です。
春の野点イメージ
「どらやき茶かご ~ 季 (とき) の野点 ~」では、決まった場所に茶席が用意されているのではなく、自分で温泉街の好きな場所を選んでお茶を点てられるのが魅力。そもそも“野点”とは屋外で自由にお茶を楽しむお茶会のこと。
お茶を点てたことがない方も楽しめるように、基本的なセットの茶道具一式を貸し出してくれます。
必要な道具はレンタルOK!お茶の時間を彩る茶器
必要な道具は茶かごに入れてレンタルできます
茶かごの中に用意された野点用の茶道具一式の中には、萩焼深川窯の萩焼作家、坂倉善右衛門窯10代目坂倉善右衛門氏が、このメニューのために特別に用意した抹茶椀を用意。
坂倉善右衛門氏作 抹茶椀
茶道の世界では、「一楽、二萩、三唐津」といわれるほど、江戸時代より萩藩をはじめとする多くの茶人に愛されてきた萩焼。その中でも長門湯本温泉からほど近い三ノ瀬(そうのせ)でつくられる萩焼は「深川萩」とよばれ、特に格式の高いお茶碗として知られています。江戸時代から360年間、窯の火をつないできた「深川萩」の茶器の中から、お好みの茶器を選んで野点を体験することができます。
気軽に体験できる野点ですが、こだわりの茶器でいただけるのは、特別感もあってうれしいですね!
毎日手作り!「あけぼのカフェ」謹製どらやき
「どらやき茶かご 〜季(とき)の野点〜 」には、お菓子として「あけぼのカフェ」で毎日手作りされているどらやき1個を含みます。
「あけぼのカフェ」のどらやきは、通年楽しめる味として、夏みかん、あずき、ゆずきちの3種類を用意。定番の3種に加え、春は桜餡、夏は小野茶味のジェラートを挟んだジェラートどらやき、秋は和栗を丸ごと使った栗餡、冬は地元酒造の酒粕を使った酒粕餡など、季節の食材を使用した季節限定のどらやきもあるのだそう。
お好みのどらやきを選んで、野点体験を楽しみましょう。