人間関係を円滑に保つためには、大切なことなのかも。
誰かが間違ったことを言ったときには、訂正するのが正しいのでしょうか?
相手の顔を立てるために、あえてそのまま聞き流すことを選ぶ人も多いようです。
■約9割、間違いを訂正せずに聞き流す
fumumu編集部では全国10〜60代の男女1,575名を対象に、「会話について」の意識調査を実施しました。
その結果、「間違いを訂正せずに聞き流した経験がある」と答えた人は、全体で94.3%。
fumumu取材班は女性たちに、間違いを訂正せずに聞き流した理由について聞きました。
①取引先の人だったので
「仕事の取引先を訪問したときに、対応してくれた人がずっと私の名前を間違えて呼んできたんです。ものすごく違和感がありましたが、取引先の人だと思うと訂正するのが申し訳ないように思えて…。
そして数日後、自ら間違いに気づいたようで、謝罪の連絡がありました。気を使ってほしくなかったので、間違いを訂正しなかったのですが…。結局は、気を使わせてしまうはめになってしまいました」(20代・女性)
②相手のプライドが高いため
「友達がある芸能人の名前の読み方を、間違えて覚えているんです。ただ誰もそのことは訂正せず、ずっと聞き流しています。彼女は普段からプライドが高いところがあり、きっと訂正されるのが嫌なはずです。
みんなそれをわかっているので、間違えていてもあえてスルーしているのでしょう。ただ訂正しなければこれからもずっと恥をかくことになるので、本当は言ってあげたほうがいいのかもしれませんね」(20代・女性)
③訂正するほどではないと思った
「上司が会議のときに、ずっと今日の日付を間違えていたんです。ただ間違えていたからといって、とくに悪い影響はないでしょう。そのため『間違っているな』と思いながら、放置していました。
後で他の人に聞いたら、私と同じように思っていたようです。ここで訂正する人がいたら『まじめだな』とは思いながらも、あまり空気は読まないタイプなのだと思ってしまうでしょうね」(20代・女性)
相手のことを思って、間違いを訂正しない人が多いようです。