整理収納コンサルタントの春名陽子です。片付けてもあっという間に散らかってしまう要因の1つとして、モノが多いことが挙げられます。モノの増えすぎを防止できれば、スッキリした空間にできる事間違いなし。今回は、モノを簡単に増やさないためのルールについて5つの観点からご紹介していきます。
ルール①ストック量を決める
食品や日用品は「安い時に買っておこう」とついつい増えがちですよね。
置きたい場所に収まりきらない、把握しきれない量だと、いざ使いたい時に見つからずまた買ってモノが増えるという悪循環になりかねません。
そこでおすすめなのが、「ストック量を決める」という事です。
「残り1つになったら買う」「決めた範囲に収まるだけ持つ」などマイルールを設ける事で、買いすぎを防止出来ます。
自分が管理しきれる量だけを持つと、探し物がなくなる・重複買いがなくなるなど良い事だらけ。お金と時間の節約にもつながります。
ルール②自分軸で買い物をする
SNS等で見かける商品は「可愛い」「便利そう」とつい買いたくなってしまいますよね。
トレンドや皆が持っているからといった「他人軸」での買い物は、モノがあっという間に増えるだけでなく、モノを大切に使うという気持ちが芽生えにくくなります。
「これは本当に自分が欲しかったモノ?」「買ってきちんと使う?」自問してみると、自分にとっての要不要がわかり、段々と自分軸での買い物ができるようになってきます。
なんとなく買ったモノは、なんとなくな扱いになりがちですが、本当に欲しいモノを手にすると、モノを大切に使う感情も芽生えます。
ルール③不要なモノは断る
家に持ち帰るモノを減らすことも、モノを増やしすぎない為に大切です。
ポスト投函チラシ・飲食店でもらう無料のおもちゃ・使い捨てカトラリー・割り箸など、たとえ無料でも不要な時は断るようにし、家に入れないようにすれば置き場所を設けたり、管理したりする必要がありません。
ふいに入ってきたモノは置き場所が定まらず、なんとなく配置すると、本来使いたいモノが取り出しにくくなるなど弊害が生じます。
もらわない癖をつけることで、家の綺麗さをキープしやすくなります。
ルール④頂き物はすぐ使う
人から頂き物をしたり、試供品をもらったりした際はすぐ使う事で収納箇所の圧迫を避けられます。
試供品は、普段使っている化粧品の前に置いて使う癖をつけると、増えすぎ・溜まりすぎを防止できます。
食品や化粧品を「いつのかな?」と恐る恐る使うより、新鮮なうちに使った方が自分の身体の為にもなります。
ルール⑤定期的に見直す
生活している以上、家にモノが入ってくることは避けられません。
モノを増やさない為には、家にモノを入れない仕組みも大切ですが、家にあるモノを見直す機会も大切です。
ライフスタイルの変化等によって、不要なモノが生じることはごく自然な事です。
「いつか」ではなく、「今」使っているかに目を向け要不要を判断すると、モノの見直しが捗ります。
いかがでしたか?