30代のおひとりさまだからこそ、楽しめることがあります。
仕事がうまくいかず、落ち込んだり絶望したりしがちな20代。自分のことまでかえりみることができなかったという方も、少なくないでしょう。
それでも仕事がひと段落する30代になると、自分を慈しむ余裕が生まれるかもしれません。
fumumu取材班が、詳しい話を聞きました。
①ときめくファッション
「『着回ししやすいか』とか『長く使えるか』よりも、“ときめき”を基準に洋服を選ぶ。じゃないと、本当の自分を見失ってしまうかもしれません。
社会人になってからずっと、『好き』よりも『会社員らしさ』を心がけてきたファッション。話題のこんまり(近藤麻理恵)流で”ときめき”を基準に片付けを始めたら、ときめく洋服が1着もないことに気づいてドン引きしました。
以来、自分らしさを見失わないように、”ときめき”で洋服を選ぶよう意識しています」(30代・女性)
②買い物は「投資」と考える
「30代になってから、買い物は自分の未来に対する『投資』と考えるようになりました。
買い物に対して『コスト』という意識を持っていると、何とかして安くしようと思うものですが、『投資』と考えたらお金の使い方が変わります。
値段は張っても、快適さを得られるものや心地よさを感じられるものを選ぶと、買った後の人生の質が変わります。20代は安物買いの銭失いでした」(30代・女性)
③3rdプレイスを見つける
「家庭=1stプレイスと職場=2ndプレイス以外に、自分らしく心地よくいられる場所を見つけること。生まれや肩書きを気にせずに、ありのままの自分として交流できる環境が日頃のストレスを緩和してくれます。
個人的には、共通の価値感を持った人と出会えるオンラインサロンがおすすめ。目の前の環境をすぐに変えることはできませんが、インターネットを使えば、同じ価値観の人と世界中のどこにいてもつながることができます」(30代・女性)
自分を慈しむには、心にもお財布にもゆとりが必要です。それができるのは、30代おひとりさまの特権なのかもしれません。