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年末帰省のあとの家が散らからない!帰省前に“やっておくべきこと”2つ「年明けがラク」「仕組みがカギ」

年末年始の帰省から戻った途端に家が散らかり、そのまま新年が始まってしまう……。そんな経験はありませんか。「自分がズボラだから」と感じがちですが、原因は性格ではありません。大切なのは、帰ってからがんばることではなく、帰省前に整えておくこと。帰省後の“きれい”は、12月の準備で変わります。

年明けの家がすぐ散らかってしまう!対策は12月から

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年末年始の帰省から戻ってきた瞬間に家が散らかり、そのまま新年がはじまってしまう。「自分がズボラだからだ」と落ち込む方もいらっしゃるかもしれませんが、じつはまったく違います。

私自身も何度も散らかってしまい、改善できたからこそ言えます。散らかるのは「ふだんと違う状況が一気に重なるから」なんです。

とくに帰省をする場合、移動で疲れた心身をいたわる間もなく、スーツケースから出す大量の荷物、分類の必要な洗濯もの、購入してきたおみやげ……と、普段の家事に加えてイレギュラーな負担が一度に押し寄せます。片づけが後回しになるのは、むしろ自然なことだと思います。

だからこそ、年明けの“きれい”を守るコツは、帰省から帰ってきた直後の仕組みをあらかじめ作っておくこと。
つまり、12月の“帰省前”にしておく準備がポイントなのです。

1.荷づくりは“洗い方”で分けると帰宅後が劇的にらくに

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衣類の荷づくりは、分け方を変えるだけで、片づけやすくなります。

行きの荷づくりは
・人別
・用途別(パジャマ/下着/お出かけ着)
など、ご自身の使いやすいもので大丈夫です。でも、帰りは「帰宅後」を意識した分け方に変えるのがおすすめ。

ポイントはただひとつ。「帰宅後の洗濯」を想像しながら詰めることです。
家族それぞれの洗濯ものや着た日にちでまとめるのではなく、いっしょに洗うもの同士をセットにして詰めていきます。

たとえば
・実家で洗ったから洗わなくていいもの
・白物
・おしゃれ着洗い
・小物(くつしたや下着など)
など。

わが家では、衣服はハンガー、小物類はピンチハンガーなど「干し方」に違いがあります。そのため、まずは最低限「ハンガーにかけるもの」と「それ以外」で分けるようにしています。

洗濯ものが大量になるときほど、同じ干し方のものをまとめておくと、同じ動作のくり返しになるため、作業がぐっとスムーズになります。

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できれば、洗濯ネットにもなるトラベルポーチなどを使うと、帰ってきたらそのまま洗濯機へ入れられてとても便利です。帰宅後の仕分けを、帰省中にやっておきます。そのために今やっておくべきことは「分け方」を決めておくこと。

ここまで読んで、あなたは帰宅後、どんな分け方になっていたら片づけやすいと感じましたか。

2.毎回迷子になる小物は「トラベルボックス」で一元化

帰省や旅行のたびに「アレどこにしまったっけ?」と探しがちなアイテム、ありませんか?

・ポーチ
・圧縮袋
・折りたたみバッグ
・めがねケース
・ネックピロー
・ミニ洗濯洗剤

旅行グッズは頻度が低いぶん、家のあちこちに散らばりがちです。

そこでおすすめなのが、「帰省・旅行専用のトラベルボックス」をひとつ作ること。

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帰省から戻ったら、使用した小物をすべて必ずこの箱へ戻します。たとえば、折りたたみのエコバッグなんかはふだんも使うかもしれませんが、100円ショップのものでもいいから旅行のときの「専用品」をつくっておくとらくです。

たったこれだけで、次回の荷づくりのときに探しものがなくなります。「出すのも戻すのもこの箱だけ」という仕組みが、片づけのストレスを大幅に減らしてくれます。

収納スペースや持ちものの量に合わせて、箱じゃなく布製ケースや袋など、使いやすいものにアレンジしてください。

年明けの“きれい”は、帰省前の準備でつくれる

年末の片づけや大掃除でせっかくきれいにした家。できれば、年明けもそのままキープしたいものです。「帰ってから片づけをがんばる」のが大変なら、帰る前に「仕組みを整える」のがおすすめです。

荷造りの分け方をほんの少し変えるだけで、帰宅後のリセットは劇的にスムーズになります。
年明けの家を整える準備を、ぜひ12月のうちに一緒にやってみませんか。

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