顔の印象を左右する「前髪スタイリング」
マスク着用で表情がわかりづらいこともあり、髪型がその人の印象を決める大切なポイントになっています。特に意識したいのが前髪のスタイリング。髪が長くても短くても、前髪が決まっていると好印象です。ところが前髪は、「思い通りになってくれない」「セットしてもすぐ崩れてしまう……」というように、上手にスタイリングするのをあきらめている人も多いのが現状です。
朝は準備の時間が限られていて、スタイリングに時間がかけられないという悩みもあるでしょう。そこで今回は、朝の数分でも印象が変わる、「これさえ押さえておけば大丈夫!」な前髪スタイリング術をご紹介します。
1:クセがつかないようにふんわり乾かす
風量や温度を調整しながら乾かすことで、前髪が思い通りに決まる
前髪を思い通りに整えるには、まずはスタイリング前の下準備が大切。意識したいのは、髪をどう乾かすかです。そこで便利なのが、サロニアのスピーディーイオンドライヤー。クセがつかないよう大風量で一気に乾かすことができます。風量や温度の調整をしながら行うことも、大切なポイントです。
【STEP 1】最初は大風量で一気に乾かす
髪を洗ってタオルドライをしたら、最初に前髪を乾かしましょう。前髪は乾きやすく、分け目のクセがつきやすいからです。ドライヤーの風量は強風に設定。左右から交互に風を送ると、前髪がパカッと割れずふんわりと仕上がります。
【STEP 2】弱風×ブローでクセのない前髪に整える
前髪が割れたり、うねったりするなどクセが気になる人は、ただ乾かすだけでなくブローで整えましょう。髪が8割ほど乾いたらドライヤーを弱風にします。前髪にブラシを通し、前髪の形に合わせて上から風を送るようにブロー。頭を少し前に傾けて、前髪の根元にしっかりとドライヤーの風を当てるようにしましょう。
【STEP 3】冷風でツヤツヤ前髪の完成
ドライヤーの最後は冷風で。髪の熱を抑えることで乾燥によるパサつきを防ぎ、ツヤツヤとした質感に整います。
前髪のスタイリングに失敗したときも、前髪だけを濡らし、強風→弱風→冷風という手順を踏めばリセットされます。前髪スタイリングの基本として、ドライヤーのテクニックをぜひ覚えておきましょう。
2:ストレートアイロンで簡単に流し髪
前髪を思いのままに流して整えたいなら、ストレートアイロンを使いましょう。サロニアのストレートアイロンはプレートが3種類あり、髪の長さや使うシーンに合わせて選べます。120~230℃と幅広い温度設定で、髪質やスタイリングによって使い分けも可能。約30~35秒とスピーディーに立ち上がり、忙しい朝でもすぐにスタイリングを始められます。
✓ 伸ばしかけ前髪でもこなれ感アップ。「ルルバング」のつくり方
前髪が伸ばしかけだとあか抜けない印象になりがちです。アイロンを使って、頬のあたりでゆるくカールさせると、透け感もこなれ感も出て、一気にあか抜けます。ポイントは前髪の根元を立ち上げるように挟むこと。
通称「ルルバング」とも言われるこのアレンジをマスターすれば、前髪を伸ばしている期間も楽しめますよ。
HOW TO
まず顔周りの髪以外は、耳にかけてブロッキングしておきます。前髪はセンターで分け、さらに2つ、合計で4つに分けましょう。最初は下準備から。アイロンで毛束の根元を挟み、真ん中で内巻きにするように、ふんわりと上向きに熱を通しましょう。こうするとあとからカールがかかりやすくなります。
次からは本格的に巻いていきます。4つに分けたうち、センター側の毛束を取って、真ん中あたりをアイロンで挟み、内巻きにして後ろに流しましょう。手首を返すように強めに巻くと、きれいに仕上がります。耳側の毛束も同じように後ろに流して。反対側も同じように流せばルルバングの完成です。
✓ 大人っぽく。ハンサムショートはふんわり感がポイント
前髪が長め、あるいは伸ばしかけのショートヘアさんにぴったりなハンサムショートもピックアップ。前髪は立ち上げて、顔周りは外ハネと内巻きを組み合わせ、ふんわりと仕上げるのがポイントです。アイロンだけでなくドライヤーも活用しましょう。