4. ジャケットをもっと“おしゃれに”着るための小ワザ8選
主役級のアイテムだけど、いつだってセンスは細部に宿る。色使いやアクセ使いのさりげないアイディアで差をつけて。
足もとはきれいめに“しすぎない”
ぽってりとした厚底ローファーにラメソックスをコーディネート。ボリュームをもたせて足もとだけほどよくカジュアルにすることで、ジャケット×ワンピの上品な着こなしも肩の力が抜けた雰囲気に。ジャケット¥33000/ラ トータリテ 有楽町マルイ(ラ トータリテ) ソックス¥2200/ユナイテッドアローズ 有楽町店(ユナイテッドアローズ) 靴¥49500/インターリブ(サクラ) ワンピース¥39600/サードマガジン バッグ¥39600/オルサ(オルセット)
靴やバッグまでワントーンでまとめる
ツイード初心者なら肌なじみのいい柔和なカラーでまとめるのがおすすめ。インパクトのあるジャケットが悪目立ちせず、今の気分のおしゃれ感が簡単に楽しめる。ジャケット¥35200/ウィム ガゼット ルミネ新宿店(ウィム ガゼット) シャツ¥19800(デミルクス ビームス)・バッグ¥25300(クリスチャン ヴィラ)/デミルクス ビームス 新宿 スカート¥22000/シップス インフォメーションセンター(アンフィル) 靴¥36300/デュプレックス(カルチェグラム)
袖口を折り返してたくし上げる
きれいめを意識しすぎるのではなく、体になじむように着くずすのもあり。袖口のボタンを外して裏地が見えるくらい折り返し、無造作に袖をたくし上げるだけで、ツイードのフォーマル感がセーブされ“着られた”印象にならない。色の効いたチェーンバッグを斜めがけすれば、さらにこなれた雰囲気に。ジャケット¥39600/デミルクス ビームス 新宿店(デミルクス ビームス) ブラウス¥30800/アナイ バッグ¥14300/フラッパーズ(メゾン ヴァンサン)
アクセサリーは小さなイヤカフひとつだけ
立体的な生地感やクラシックな柄、メタルボタンなど、華やかなディテールが際立つツイードジャケットを着る日は、顔まわりを盛りすぎないのが絶対。ジャケットの存在感を品よく引き立てるならアクセサリーはシンプル一択。耳もとにそっとなじむモダンなイヤカフで凜とした横顔を演出して。ジャケット(10月発売予定)¥38500/カレンソロジー 新宿(カレンソロジー) 3連イヤカフ¥16500/フーブス(イリスフォーセブン) カットソー¥24200/スローン
しゃらんと揺れる華奢なピアスを
お堅く見えがちなテーラードは、ジュエリーの華奢さや揺れ感で顔まわりを優しげに仕上げるといい。直線的なフォルムながら動くたびにやわらかくスイングするロングピアスをひとつ耳もとにあしらって、凜としたダークカラーのジャケットを女性らしく。ジャケット¥53900/アブソリュート(フォルフォルモ) ピアス¥506000/トーカティブ 表参道店(トーカティブ) ブラウス¥22000/ウィム ガゼット ルミネ新宿店(ウィム ガゼット) 傘/スタイリスト私物
袖の長いインナーをのぞかせる
合わせるインナーはテーラードの辛口なテイストと相反するような、シアー素材やきれい色を選ぶのがベスト。ジャケット¥52800/エストネーション ニット¥15400/ウーア パンツ¥8250/バロックジャパンリミテッド(スタイルミキサー) ピアス¥15400/ジュエッテ リング¥16500/フーブス(イリスフォーセブン) メガネ¥36300/モスコット トウキョウ(モスコット) バッグ¥5940/シップス インフォメーションセンター(シップス エニィ)
ボウタイはキュッと小さく結んで
リボン部分を小さめに、タイを長めにたらせば、テーラードカラーとも好バランス。いつものボウタイブラウスも洗練感のある新しい装いになるのが嬉しい。ジャケット¥49500/UTSPR(ザ ハンサム) ブラウス¥15950/シップスインフォメーションセンター(シップス) スカート¥24200/ウィム ガゼット ルミネ新宿店(ウィム ガゼット) イヤカフ(右耳)¥12100・(左耳)¥9900/ジュエッテ バッグ¥140800/エリオポール代官山(ザンケッティ)
ペールカラーでそろえてポケットにスカーフ
テーラードジャケットを象徴する胸ポケットに、コンパクトにたたんだスカーフを差し込むだけの簡単アイディア。ちょっぴりお堅くなりそうだけれど、ジャケットとインナーを肌なじみのいいペールカラーで統一して気張らない雰囲気にまとめるからこそ、とびきり今っぽくてこなれた印象に。ジャケット¥66000/オーラリー スカーフ¥17600/マニプリ カットソー¥7700/サードマガジン ネックレス¥42900/エスケーパーズオンライン(ソフィーブハイ)
撮影/鈴木 新〈go relax E more〉(人)、魚地武大〈TENT〉(物) ヘア&メイク/木部明美〈PEACE MONKEY〉(藤井さん)、中村未幸(土屋さん) スタイリスト/佐藤佳菜子 モデル/藤井夏恋、土屋巴瑞季 取材・原文/野崎久実子 ※BAILA2022年10月号掲載