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<うるさいと言われても言う!>子どもの安全どう守る?子どもに教えている「わが家の教訓」とは?

子育て

他人との関わりでの注意点

『道を聞かれたら「わからないので大人を呼んできますね」と言いなさい』
『知らない人には絶対ついていかないこと。友達の親でも勝手についていかないこと』

「お母さんが怪我をしたから病院に連れて行ってあげると言われても断りなさい、と教えている」というコメントもありました。
実際に筆者の甥っ子も同じ手口で知らない女性に声をかけられた経験があります。甥っ子が「家族に確認します」と言って立ち去ろうとしたところ、車に連れ込まれそうになったとか。無事だったとはいえ、聞いた私たちは背筋が凍る思いでした。わが子にはこの事例を話しながら「絶対に知らない人にはついていかない」と繰り返し教えています。

『オンラインゲームで男の人に話しかけられても反応しない、年齢、性別、居住地などプライベートなことは言わない』

今後はスマートフォンやSNSを使うときの注意などを教え、お子さんの年齢に合わせて使用の際の約束事も必要になりそうです。

自分の身は自分で守る

『地震や火事のとき、まず自分の身を守りなさい。自分の安全が確保できてから、周りの人に相談しなさい』
『災害や火事のときは、どんなに大事な物が現場にあっても取りに行くな。誰かが残っていても助けに行くな。子どもでは助けられないから、安全な場所に集まっているだろう大人を呼びに走れ』

幼い子どもも、いつかは親の手を離れて歩き出します。親の目も手も届かないところへと行動範囲が広がったときに大切なのは、「自分で判断して危険を回避する能力」でしょう。そのための備えとして、こういうことがあったら、こう判断しなさいとシミュレーションに近い形で具体的に教えておくことが必要でしょう。
わが子はまだ幼児だから、あるいは小学校低学年だから、教えるのはまだ早いではなく、小さな子どもでも理解できる言葉で、繰り返し伝えておくことが大切なのではないでしょうか。

イラスト・Ponko

【つぎ】の記事:<親子の縁を切る>母に嫌われる私。里帰りも拒否……なぜ?突然の手紙は【第1話まんが:娘の気持ち】

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