海や川。水の事故を防止するためにも
『海と川は「ヘタレだ」と笑われても入るな』
『川遊びで靴が流されても追いかけないこと』
毎年夏になると、水の事故が後を絶ちません。水遊びには常に危険が伴うことを徹底的に教えておくことは大切ですね。
『友達が溺れたら助けずに助けを呼べ』
『川で溺れている人がいても飛び込んで助けに行くな。人を助けられるほど、体力も泳ぎの技術もないのだから。溺れている人がいたら身の回りの浮くものを投げて、助けを呼びなさいと言っている』
「溺れた人がいてもすぐに救助に向かわない」。こちらも必ず守ってほしい教えです。大きめのペットボトルやサッカーボールなど浮力のあるものを投げ込み、さらに助けを呼ぶ、という具体的な救助方法も教えておくと良さそうです。
参考:海上保安庁「溺れた人を見たときの対処法」
帰宅時の注意
不審者との遭遇を避けるための工夫を教えている家庭もありました。
『誰もいない家に帰宅しても「ただいま~!」と大声を出してから家に入ること』
『自分で鍵を開けて家に入るときは、だれか隠れていないか、じっと見ている人がいないか、よく確認してから入ること』
共働きの家庭が増えたこともあり、学校や外出先から誰もいない自宅に帰るお子さんも少なくありません。一人で留守番をさせているお宅もあるでしょう。自分で鍵を開けるときは「周囲を見渡してから入る」を習慣にしておきたいですね。
他人との関わりでの注意点
『道を聞かれたら「わからないので大人を呼んできますね」と言いなさい』
『知らない人には絶対ついていかないこと。友達の親でも勝手についていかないこと』
「お母さんが怪我をしたから病院に連れて行ってあげると言われても断りなさい、と教えている」というコメントもありました。
実際に筆者の甥っ子も同じ手口で知らない女性に声をかけられた経験があります。甥っ子が「家族に確認します」と言って立ち去ろうとしたところ、車に連れ込まれそうになったとか。無事だったとはいえ、聞いた私たちは背筋が凍る思いでした。わが子にはこの事例を話しながら「絶対に知らない人にはついていかない」と繰り返し教えています。
『オンラインゲームで男の人に話しかけられても反応しない、年齢、性別、居住地などプライベートなことは言わない』
今後はスマートフォンやSNSを使うときの注意などを教え、お子さんの年齢に合わせて使用の際の約束事も必要になりそうです。