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彼とのカンケイ、満足してる?アラサー女子「セックス」の悩みを産婦人科医に相談してみた

性感染症は数多くありますが、男性に多いのは「クラミジア」と「淋菌」、女性に多いのは「クラミジア」です。クラミジアは女性の腹痛や不妊の原因になります。クラミジアも淋菌も、治療が簡便化されており、1回飲むだけ、または1回点滴するだけ、です。

HPVという子宮頸がんに関係する感染症にも注意が必要です。2025年までの3年間は、打ちそびれた年代(高校2年生~25歳まで)の人なら、無料でキャッチアップ接種が受けられます。3回で5万円のワクチンが無料で受けられるので、該当する人は各自治体に問い合わせてみてください。

そして、20歳以上なら子宮頸がん検診のお知らせが各自治体から来ると思いますが、検診も婦人科を受診する良い機会です。ぜひ、機会があるごとに婦人科を受診をして、女性器のメンテナンスと基礎知識を得てほしいと思います。早いうちから、生理調節や避妊、妊活準備など、将来に備えたケアをしておくことをおすすめします。

(監修:坂本愛子、イラスト:爽あゆみ)

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※この記事は2022年11月08日に公開されたものです

坂本愛子

行徳総合病院(千葉県市川市)婦人科内視鏡室長。子宮筋腫、卵巣のう腫、子宮脱、などの腹腔鏡手術の技術認定医。尿漏れ、性同一性障害の手術にも力を入れている。日本産科婦人科学会専門医、指導医。日本家族計画協会 思春期保健相談士。日本思春期学会 性教育認定講師。千葉県産婦人科医学会 性教育委員会運営委員。

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