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理想の肌に近づく「メイク落とし」の選び方。エイジング美容家の答えは...

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オイル、クリーム、ジェル、ローションなど、メイク落としにはいくつかの種類がありますが、どのようにして選んでいますか?

使用感の好みによって選ぶこともあるかもしれませんが、それぞれのメイク落としの特徴を知り、自分の肌質やメイクに合わせて選ぶことが肝要です。

今回は、改めてメイク落としの最適解について考えてみましょう。

種類やその特徴をまとめたうえで、最後に美容のプロである筆者愛用の商品をご紹介します。

メイク落としの種類と特徴

(1)オイル

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メイク落としの中でも洗浄力は高めで、メイクとの馴染みもよく、密着力の高いメイクも落としやすい傾向にあります。ただし、主成分となる油性成分の種類によって洗浄力や使用感などは変わります。

・ミネラルオイルなどを主体とした炭化水素油系(ソフティモ スピーディ クレンジングオイル/KOSE など)
......洗浄力が強いのでしっかりメイク派にピッタリ。その反面肌への負担が大きいので、乾燥肌の方や敏感肌の方には不向きです。

・動植物のオイルを主体とした油脂系(PHモイストクレンジングオイル、無印オイルクレンジング・敏感肌用 など)
......乾燥肌や敏感肌の方でも使いやすいタイプです。メイクを落とすには少し時間がかかりますが、人の皮脂と類似したオイルで馴染みやすく、乾燥しにくく、肌負担もオイルの中では低めです。

・エステル系(ファンケル マイルドクレンジング オイル など)
......炭化水素系と油脂系の中間に位置するタイプです。スピーディにスッキリとメイクを落とせるなど使用感がいい反面、油脂系よりも肌への負担が大きく、洗浄力も強め。乾燥肌や敏感肌の方に常用はおすすめしません。

ちなみにバームは使用感が異なるものの、クレンジングオイルとよく似た成分構成をしているので、こちらも主体となるオイルに注目して選ぶことが大切です。

(2)クリーム

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クリームも主体となるオイルによって、洗浄力や使用感は異なります。しかし、一般的に洗浄力が強めでありながらマイルドな使用感のものが多く、あと肌はしっとりとしていて乾燥肌や敏感肌の方でも使いやすいです。(シーボンパル トリートメントマセ、オルビス オフクリーム など)

(3)ミルク

ミルクも主体となるオイルによって、洗浄力や使用感は異なりますが、クリームより洗浄力が弱く肌への負担はやや軽め。脂性肌以外の肌質で、軽めのメイクの方におすすめです。(コスメデコルテ イドラクラリティ マイクロエッセンス クレンジングエマルジョンなど)

(4)ジェル

ジェルには、油性成分を多く含むものと水ベースのものとがあります。

・油性ジェル(THREE バランシング クレンジング オイルジェルなど)
......配合されている油性成分の種類にもよりますが、一般的に洗浄力が強いものの、クレンジングオイルよりも保湿力に優れている傾向にあります。

・水性ジェル(MTクレンジング・ジェルなど)
......肌への負担は油性ジェルよりも軽く、うるおい感のある洗い上がりになる傾向にあります。しかし、洗浄力が弱いので、軽めのメイクをしているときにピッタリです。

どちらの場合も脂性肌や混合肌の方なら使いやすく、敏感肌の方は敏感肌用などマイルドな処方のものであれば使いやすいでしょう。

(5)ローション

界面活性剤の作用で洗浄するので、その種類や配合量によって洗浄力は異なるとはいえ、他のクレンジングより劣る傾向にあります。

肌負担も成分構成によって異なるとはいえ、コットンなどに含ませて拭き取ることなども考えると、肌への負担は大きくなる可能性があります。

軽めのメイクのときで、乾燥肌や敏感肌の方が使う場合は常用を避け、敏感肌用などマイルドな使用感のものに限っての使用をおすすめします。

(6)シート

どんな成分構成かによっても異なりますが、一般的に肌への負担が大きいのに対し、洗浄力はそれほど強くなく、手軽さだけが魅力と言えます。そのため乾燥肌や敏感肌の方は避けたほうが無難です。

* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。

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