「〝歳をとる〟のではなく歳をもらっている。年齢が変われば、その体を包むオシャレが変わるのも自然なことです。変わっていく進化を楽しんでいけばいいので、〝昔はこれが着られた〟と振り返ることすらナンセンス」と語る大草直子さん。
STORY世代に絶大な支持を集める大草さんと、10月で43歳になったカバーモデル高垣麗子さんが、エイジングをポジティブに変えていく秘訣を語ります。今回は【シワやシミにおすすめアクセ】編です。
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目次
シワやシミには【がっちりしたジュエリー】
<左>モデル 高垣麗子さん <右>スタイリスト 大草直子さん
年を重ねると圧倒的にジュエリーが似合うようになる。ごつい節やシミ、血管など、一見マイナスに感じるけど、手に年輪ができて味が出る。ミラノのマダムは大きい色石をガツンとつけるんですが、それが大人への切符。未来はもっとシワが深くなり、さらに変わっていく。でもこうやって若い頃似合わなかったアイテムが、逆に年を重ねて似合うようになることもある。若い頃着ていたものが似合わなくなったと嘆くより、似合うものが変わっていくと捉えて。そこにオシャレを寄り添わせて、楽しみながら成長させていく。そういうことなんだと思います(大草さん)
〈高垣さん〉ニット¥34,100(トック/ヴェルメイユ パー イエナ 青山店)パンツ¥19,800(ユナイテッドアローズ/ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店)バッグ¥18,700〈カルス〉ブレスレット¥16,500〈アンセム フォー ザ センセズ〉(ともにアマン)ピアス¥55,000(アグメス/エスケーパーズオンライン)〈大草さん〉ジャケット¥167,200(ともにマディソンブルー)ピアス〈左〉¥144,100〈右〉¥203,500(ともにキウナ/エスケーパーズオンライン)その他は本人私物
頑張らずにさらっと素敵。そんな大人の女性が理想
例えば、大ぶりストーンのアクセ
フランスやニューヨーク……、海外で見かけるマダムって堂々とオシャレを楽しんでいて本当にカッコイイ。日本はどうしても若い方がちやほやされて、年を重ねるとオシャレに消極的になるけど、これからは、大草さんのようなスタイルの確立した素敵な女性が増えてきて、年を重ねることがどんどんポジティブになっていく世の中になっていきそうですよね。50代、60代……、この先も輝けることがたくさん待っていて楽しい、って嬉しくなります(高垣さん)
大きな色石をメインに。重ねるジュエリーは好きなものを自由にMIXさせて。シルバーが多めだとより軽やかに。ゴールドだと濃度が高く、より女っぽく仕上がります。視界に入るたびパワーをもらえるカラーストーン。肌に自然に馴染むアンティークな地金も味が。
リング〈左手中指〉¥27,060〈マルシア モラン〉〈左手人さし指〉¥11,660〈パズ コレクティブ〉(ともにZUTTOHOLIC)左手バングル¥55,000リング〈右手〉¥31,900(ともにe.m./e.m. 青山店)右手ブレスレット¥68,200(マリハ)ニットワンピース※インナーワンピース付き¥33,000(ウィム ガゼット/ウィム ガゼット 玉川髙島屋S・C店)
撮影/YUJI TAKEUCHI(BALL PARK) モデル/高垣麗子【身長:170㎝】 ヘア・メーク/木部明美(PEACE MONKEY) スタイリスト/大草直子 取材/石川 恵 ※情報は2022年12月号掲載時のものです。
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