新しい文房具との出会いは、仕事を効率化させてくれることもあれば、仕事のモチベーションを上げてくれることもある。そんな、毎日をちょっとだけ底上げしてくれる文房具との出会いをお手伝いするのがこの企画。今回は「無印良品のイチオシ文具が知りたい」という方にぴったりな文房具を、文具ソムリエールの菅未里さんが紹介します。
皆さんお馴染みの無印良品の文房具。シンプルで飽きがこないデザインは多くの方に愛されています。無印良品が誕生した翌年1981年には無印良品最初の文房具「メモ帳」が発売され、今やペンやノート、ファイルなどさまざまな文房具が店頭に並んでいます。
今回はその中でも読者の皆さんにおすすめしたい厳選の文房具を紹介します。
インデックスにもなるチェックリスト付箋紙
チェックリストに貼って剥がせる粘着材がついた付箋です。上部にイエロー、ブルー、グレーの色がついた付箋がそれぞれ10枚1セットになっています。
色ごとに仕事のToDoやプライベートのToDoをわけると使いやすいですよ。
細長いのでノートや手帳の隅に貼っておけば、スケジュールやメモの邪魔にならずチェックリストを見ることができます。
色がついている付箋の上部を手帳からはみ出すように貼っておけば、手帳を閉じていてもさっと開いて内容を確認できます。しおり代わりにも便利ですね。
チェックリストとインデックスが一つになった便利な付箋です。
価格:250円
三ツ折りが簡単に作れるスリムチケットホルダー
A4サイズの紙を三つ折りにしたサイズのチケットホルダー。新幹線のチケットや領収書など、経費計上のために別にしておきたいものをコンパクトに保管、持ち運ぶことができます。
後で経費計上しようと思っていたのに領収書をどこに入れたか分からなくなったという経験がある方は少なくないはず。このチケットホルダーは、透明で中が見えるので入れたものが見やすく、取り出しもしやすいため、計上漏れもなくなりますよ。
このファイルをさらに便利にしているのがA4サイズの紙を入れられるポケットです。
このようにコンパクトに収まっていますが、実は……
A4サイズの紙をファイルに入れた状態でページを広げることができるんです。旅行や出張時に地図やパンフレットを入れてもよさそうですね。
価格:190円
しわにならない液状のり
のりには大きく分けて液体のり、スティックのり、テープのりの3種類があります。液体のりは最も安価でのりを大量に使う方におすすめですが、一方で紙がのりの水分を吸ってしまい、波打ってシワシワになってしまうという難点がありました。
この「しわにならない液状のり」は水分の代わりにアルコールを多く使っているため揮発性が高く、液体のりの難点であった「波打ちやすさ」を防いでいるんです。
さらに、すごいのはのりの成分だけではありません。容器にも使いやすい工夫があります。
ダブルヘッドなので、のりを出す量を選べます。
ピンポイントでのりを出すことができる細いヘッドと広めの面で塗ることができるヘッドの2種類がついていて、用途によって使い分けることができます。
さらにヘッドはスポンジではなくシリコン製なのでのりがヘッドに固まってついてしまっても、簡単に剥がすことができてお手入れも楽です。
ボディは寝かせておいても転がりにくい楕円形。ころころと転がって煩わしいということがありません。机の上が散らかりがちな領収書の管理や資料の整理でも活躍しそうです。
価格:190円