強みを知ることが「なりたい自分」への近道
この本にはさまざまなワークが盛り込まれていますが、
特にオススメしたいのが「強みを知るワーク」。
──この本でキーとして使われている言葉は、スッと心の中に落ちて沁みわたるものが多いのですが、特に「なんかやれる気がする」というワードには「それってあるある!」と共感しました。根拠はないけど「なんだかちょっと自信がある」というか…。
本橋さん:これは自己効力感と言って「自分が何かを達成するための能力に対する自己評価」です。「自分の強みを知る」ことが強化のポイントになります。本の中の「強みを知るワーク」では、さまざまな角度から自分の強みに気づく仕掛けを作っています。
40代女性に伝えたいこと
井上ゆかりさん「この本を、彩りのある人生を送るきっかけに」
井上さん:おそらく家庭や仕事、子育てなど複数の役割を担っている人が多いと思いますが、みんなのために良かれと思って…と、自分のことを後回しにしている人が多いんじゃないでしょうか。そのことで人生の純度が下がってしまったり自分を苦しめていることもあるかもしれません。さまざまな役割を手放すことは現実的には難しいでしょうが、自分が背負ってしまっているhave toに気づくだけでも彩りのある人生を送るきっかけになるので、自分の相棒としてこの本や手帳がお役に立てればと思います。
まじめにがんばる人たちにこの本を
本橋へいすけさん「40代は夢を叶える力がある世代!」
本橋さん:多様性を認め合い、自己表現や自己実現が得意なZ世代に対して、40代は同調圧力やhave toが強い世代であると言えます。この本はまじめながんばり屋さんが感性を磨いて自分にやさしくなれる…というコンセプトで作りました。have toに対する思いが強かったり、不公平な目に遭っている人には、特に自由に自分らしく純度の高い人生を生きて欲しいですね。