家の中をピカピカにして、キレイな部屋で新年を迎えれば、2023年はきっと幸運が舞い込む年になるでしょう!
HOW TO 大掃除! ★ 教えてくれたのは......
教えてくれたのは......
金森さんがホテル椿山荘東京で働き始めたきっかけは、〝運動不足〟と医者に指摘されたことでした。運動は苦手だったため、体を動かして、さらにお給料ももらえるということで、働こうと考えました。
友人に紹介されたホテル椿山荘東京の清掃は、こだわりのある金森さんにぴったりの仕事でした。最初の半年はつらかったと言いますが、体を動かすことで、体重も減り、健康になったそうです。
金森さんは「『50歳を過ぎてから働きだした、と金森さんが取材を受けたときのテレビ放映を見て、私も働き始めました』という方がいて、驚きましたが嬉しかった」と話します。
金森さんの『お仕事道』は「掃除は自分が良しとするまで。人によって〝片づける〟のゴールが違うからです」。
掃除は「上から下へ」 が鉄則です
「家庭では、気軽に手に入るクイックルワイパーなどを使用し、最初に高いところの埃を落とすことがポイント。天井から、見逃しやすい照明器具→壁→棚と埃を落とし、そして家具や棚などを水拭き→乾拭きをし、最後に床を掃除すると効率が良くなります」。
床掃除は“掃除機のノズル”しか使いません
「自宅では、掃除機のノズルだけ使用します。それにより、必然的に姿勢が低くなり、床の汚れが良く見えます。隙間まで掃除機をかけることができ、もれがなく隅々までキレイにできます」。
「木を見て森を見ず」な掃除はNG
「テーブルを拭いているときでも、遠くの窓を見て、汚れがないかチェックします。近くの物ばかりでなく広く全体を見ることで、気が付かない汚れに気が付くことができます」。
窓の掃除は“一度に全面の水拭きをしない”
「一度に全体を水拭きするのではなく、少しの範囲で水拭き→乾拭きを繰り返します。水拭きをした後にすぐ乾拭きをすることによって、拭き跡が残らずキレイに仕上がります」。
水拭きと乾拭き、2枚のクロスを交互に使う
「部屋のスイッチ部分は、お客様が良く触れるので、チェックを欠かしません。金属部分や、家具などの手あかは中性洗剤を使用し拭き上げ→乾拭きをすれば、ほとんどの汚れが落ちます」。
毎回の入浴後に、自分が使ったバスタオルでバスタブを拭く
「浴室のカビの原因は湿気です。浴室を掃除した後、お湯で流すのではなく、水で流すことによって湿気を減らします。仕上げに、自分の体を拭き終えたタオルで水滴を拭きます」。