無料の会員登録をすると
お気に入りができます

絶対風邪をひかない!医師が教える[免疫力を上げる]5つの方法

ライフスタイル

免疫機能の低下は、風邪やウイルス感染など様々な不調や病気を引き起こす原因です。そんな大事な免疫力を上げる方法について、免疫外来も設けているエミーナジョイクリニック銀座の伊東エミナ院長にわかりやすく解説していただきました。腸内環境を整える食事やサプリの活用、運動などの生活習慣で免疫機能を向上させましょう。

▼あわせて読みたい

冬本番も風邪をひかない!温活ドクターに聞いた【免疫力を上げる5大習慣】

1.そもそも免疫力って?

picture

免疫は「疫(えき)から免れる(まぬがれる)」という文字通り、伝染病などから逃れること、つまりウイルスや、ばい菌などの病原体から体を守ってくれる反応のことを言います。
さらに言うと、免疫は自己(自分)と非自己(自分に悪さをする存在)を区別しているものとも言えます。例えば、花粉や体質に合わない食品など、異物が体内に侵入すると人間の体は「自分の組織じゃない」と判断して抗体を作ったり、炎症反応を作って拒否したりします。そうした体を守る働きを「免疫力」、その時に起きる反応を「免疫反応」と総称しています。

よく知られた病気だと、リウマチも免疫の異常で自分の組織を破壊していく、自己免疫が関わっている病気です。免疫を理解しづらい方は「自分に対して脅威を与える存在かどうか」を想像してみてください。その脅威を免疫細胞や自律神経がパトロールしていると考えると、免疫の仕組みがわかりやすいと思います。

picture

教えてくれたのは......エミーナジョイクリニック銀座院長・医学博士 伊東エミナ先生

東京女子医科大学医学部卒業後、同大学内分泌内科勤務。米国ヴァージニア大学留学にてホルモンと老化の研究を行う。その後、同大学インスティテュート助教授を経て、2010年にエミーナジョイクリニック銀座を開設。脳疲労、コロナ後遺症、アレルギー等の根本治療の専門家としてマルチに活躍中。

2.免疫力が高い人の特徴&低い人の特徴

免疫力が高い人は、風邪や病気の治りが早いという特徴があります。体内にウイルスや細菌が侵入しても、自己治癒力が高いので早期に回復できます。反対に、風邪を引いても数日で治らないのは免疫力が低い人の特徴。免疫力の低下によって体を外敵から守る力が弱まり、花粉症やアレルギー症状のような炎症が出やすくなります。

免疫力が低いとあらゆる感染リスクが高まる一方で、やみくもに免疫力が高ければいい訳ではありません。しかるべき時にしかるべき形で機能し、活用できることが大事。加齢とともに免疫機能も弱まるので、日常のちょっとした意識で取り戻していきましょう。

3.免疫力を上げる5つの方法

picture

伊東先生に免疫力を上げるためにはどうすれば良いかを尋ねると、「頑張りすぎず、いい意味で自分のペースで心身を労わること」が免疫機能を高める秘訣だそう。「栄養バランスのいい食事」「高体温の維持」「適度なストレス解消」という3つの土台を整えると、さらに免疫細胞が働きやすくなります。ここからは、それを叶えるための具体的な5つの生活習慣を紹介します。

【免疫力を上げる方法①】免疫力を高める効果のある食べ物&飲み物を摂取

免疫力を高めるには、まず「栄養バランスのいい食事」を意識してみましょう。具体的に摂取したほうがいい食品や成分、また避けたほうがいい食品についても紹介します。

1:腸内環境を整える食品

picture
オリジナルサイトで読む
記事に関するお問い合わせ