日本全国のおいしいお取り寄せパンの中から、いまおすすめのパンをご紹介するこの連載。第33回目はMAISON CACAOの姉妹ブランド「チョコレートバンク」のチョコレートクロワッサン食パン「バブカ」をお取り寄せしました。
コロンビアの豊かな自然の中で育ったカカオ
MAISON CACAOはカカオの最高品質を求めて辿り着いたコロンビアに農園を持つ、鎌倉創業の大人気チョコレートブランドです。カカオの栽培から発酵、乾燥、ローストまでを行っています。カカオ本来の個性を引き出すため0.5%単位で調合し、他にはないクーベルチュールを作っているそう。職人が自然の中でつくるカカオなのです。
「生ガトーショコラ」「アロマ生チョコレート」「生チョコタルト」をはじめとし、季節限定商品も毎回とても魅力的です。私はその中から、毎週日曜日に販売される数量限定のチョコレートクロワッサン食パン「バブカ」を頂きました。
洗練されたデザインはプレゼントにも最適
毎週日曜日に個数限定で販売されているバブカ。販売開始の日曜朝10時にオンラインショップのページで待機し、購入することが出来ました。バブカは国産の発酵バターを使ったクロワッサン生地に、徳島県の和三盆入りのチョコレートをたっぷり練り込んだサクサク食感の、他には無いチョコレート食パンです。到着をたのしみに待ち、そして商品が届きました。冷凍便での発送です。
とても上品な白い箱にはお店のロゴ(名前)が入っています。とてもおしゃれです。プレゼントにそのままお相手の住所に送っても、喜ばれること間違いなしです。そして、箱に切り目が入っており大変開けやすく、デザインとともに受け取る側のことが考えられている、素晴らしいホスピタリティを感じました。
バブカが入っている27㎝強のBOXも、とても洗練されたデザインでした。そして美味しいお召し上がり方の説明書きがついています。
バブカは毎日「チョコレートバンク」で1つ1つショコラティエの方が手づくりしており、焼きあがってすぐに冷凍するので、温めると焼きたてのような食感が味わえるそうです。
ビターめのチョコはカカオを感じる最高のおいしさ
冷凍のまま好みの厚さにカットし、予熱したオーブンかトースターで2分半ほど温めるそうです。クロワッサン生地なので、焦げないようにしっかり見守りました。カカオと生地のいい香りがしてきます。
クロワッサン生地はうすく色づき、チョコは少しとろけました。頃合いが良さそうです。
頂くと生地は焼き立てのようなサクサク食感。バターはほんのりとしていて強すぎないので、チョコのコクと合わさったとき丁度良い、これが最適のバランスだと感じさせられました。チョコレート自体はビター風味でカカオのおいしさと芳醇な香りが分かります。とても美味しいです。
普段独り言など言わないのに「しあわせ~」と口にしていました。なんだかとても贅沢な気分です。
自然解凍でもおいしい、手が止まらないので注意
自然解凍でもおいしく頂けるとのことで、そのままでも頂きました。
こちらも大変おいしいです。私は硬めのチョコレートが好きなので、パリッとした食感はとても好みでした。クロワッサン生地はふわふわで、両方を口にした時の食感の違いは楽しく、トーストした時とかなり変わります。生地自体の味わいはやや抑えられ、チョコレートをおやつ感覚で味わえる気がします。
いつもはそのままと温める場合と、どちらがより好み、というのが自分の中であるのですが、今回は本当にどちらも違ったおいしさがあり、半分ずつ楽しもうと思っています。
バブカ1本の重量はずっしりと感じましたが、食べるととても軽いのが不思議です。上品でやさしい味。もう少し食べたい・・・1人で食べる予定ではないのに止まらなくなるので注意が必要です。これからのバレンタインの時期にもぴったりなプレゼント。家庭用に1本もいいかもしれません。が、家族で分けるつもりが、一人で大半食べてしまった・・・ということもありえそうな、それほどに美味しくて、大変満足な逸品でした!