こんにちは。和菓子女子のせせなおこです。この前新しい年を迎えたと思ったら、あっという間に節分が来て、そしてお次はバレンタイン。イベントは季節を感じるきっかけではありますが、楽しいイベントが重なる季節は、イベントに翻弄されて本来の季節を感じることを忘れないようにしたいな、と思う今日この頃です。
TENTOというブランドネームには「お天道さま」という言葉の通り、誰かの1日を、日の光のように照らすチョコレートになってほしいという願いが込められているんだそう。
こだわりの餡とチョコレートのマリアージュがすごい“ANN”
ほろっと柔らかいあんこにチョコレートがコーティングされた”ANN”は全部で4種類。それぞれに日本らしい名前がつけられています。
大粒の大納言小豆が入った白あんが抹茶チョコレートでコーティングされた雅(みやび)。抹茶チョコレートが驚くほど濃厚で、抹茶の苦味を味わうことができます。
オレンジピールの混ぜ込まれたあんこをミルクチョコレートでコーティングした麗(うらら)は、オレンジのほろ苦さが大人な味わいです。
こしあんをいちごのチョコレートでコーティングしてある日和(ひより)は見た目が華やかな一品。いちごの香りが濃厚でとても爽やかです。
ラムレーズンが入ったあんこにホワイトチョコがコーティングされた趣(おもむき)は、あんこと言われなければ気づかないほどチョコと調和していてびっくり!ワインのお供なんかにも良さそうです。
羊羹とチョコレートが出会った新感覚スイーツ“YOKAN”
そして、羊羹をチョコレートでコーティングした“YOKAN”も4種類。こちらも趣のある素敵な名前です。持った時にANNよりもずっしりと感じます。
伝統の羊羹にミルクチョコレートがコーティングされた恋蛍(こいぼたる)は、金箔がかかった華やかな見た目。一番シンプルな組み合わせなのでまず一つ目に食べるのがおすすめです。チョコレートと小豆が出会うとこんな感じになるのか〜!とじっくりと味わってみてください。
いちご味の羊羹をホワイトチョコレートでコーティングしてある春隣(はるどなり)は、名前のように春を感じるような甘酸っぱさ。かわいくてウキウキしてしまいます。
白あんの羊羹を抹茶チョコレートでコーティングした木霊(こだま)は、お茶の苦味を感じる一品。お茶と一緒に楽しむのがおすすめなんだそう。
最後に面影(おもかげ)はいちじくの入った羊羹をホワイトチョコレートでコーティングしたもの。プチプチとしたいちじくの食感が楽しいです。
TENTOには他にもマシュマロをチョコレートで包んだお菓子など、気になるチョコレートのお菓子がたくさん!和菓子、洋菓子の区別がなくなって、どちらもお互いのいいところを生かし合ったお菓子がこれからは増えていくんだろうな、と感じています。