小柄の小柄による小柄のための連載企画。身長150cmエディターchiakiが超個人的に感じている、低身長ならではのお悩みや、ニッチな問題、今気になるファッションにアプローチしていきます～！
今回は、トレンドであるワイドパンツの着こなし術をご紹介。身長155cmのスタイリスト池田メグミさんをゲストにお迎えして、低身長だと“着られがち”なワイドパンツをスタイルよく楽しむテクニックを教えてもらいました！
教えてくれたのは身長155cmスタイリスト池田メグミさん
シンプルで洗練されたスタイリングに定評がある池田メグミさん。私服もおしゃれ！と話題で、身長155cmという小柄でありながらもバランスよく様々なアイテムを楽しんでいる。
今回のテーマであるワイドパンツは、池田さんご自身の定番アイテム。低身長さんならではの視点で、着こなし術をレクチャーしてもらいます！
1.淡色ワイドパンツなら、低身長さんの体になじみやすい！
パンツ￥18700／ストラ
池田さん：面積が広いワイドパンツは、ともすると重たく見えることも。濃い色ももちろん素敵ですが、より軽やかに着たいなら柔らかな色合いを選ぶのがおすすめ。小さな体になじみやすく、自然とバランスアップを叶えてくれます。ピンクなら春らしさもあって、これからの季節に活躍すること間違いなしですよ！
パンツ￥18700／ストラ ニット￥16500／ミースロエ ピアス￥37400／ココシュニック バッグ￥45100／ヴァジックジャパン（ヴァジック） 靴￥28600／（シーセイ）
chiaki：サーモンピンクのワイドパンツ、軽快な印象に仕上がりますね。ハイウエストとセンタープレスも手伝って、2割り増しくらいすっきり見える気がします！
池田さん：トップスも白などの柔らかな色を選ぶのが◎。上半身と下半身につながりが生まれ、縦のラインを強調できますよ。
2.あえて“長め丈”を選んで脚の長さをカモフラージュ
パンツ￥6490／エルーラ（エルコトナ）
池田さん：ワイドパンツを選ぶときに注意したいのが丈感。くるぶしが見え隠れするくらいの丈よりも、実は靴を履いて床スレスレくらいの長めレングスを選ぶとその分、脚が長く見えるんです。あまりにも長いとだらしない印象になる場合もあるので、あくまで“少し長め”を心がけて。試着時によく履く靴と合わせてチェックしてみましょう！
パンツ￥6490／アダストリア（エルーラ） カットソー￥16500／ルーニィ 肩がけしたニット￥19800／ストラ ピアス￥37400／ココシュニック バッグ￥28600（パピルス）・靴￥26400（シーセイ）／アイネックス
chiaki：少し短いくらいの丈が軽快に見えると思っていたのでびっくり！ 確かにヒール低めのブーツと合わせても脚がスラリと見えますね。お直しの参考になります！
池田さん：このワイドパンツは、腰にボタンがついた今っぽいマリンディテールも素敵だなと思って選びました。春の休日なら、ボーダーカットソーを合わせて爽やかに楽しむのがイチオシです。
3.ベルトでウエストマークをしておしゃれにスタイルアップ
パンツ￥11900／アテニア
池田さん：ピンタックのワイドパンツは、脚がスラリと見える低身長さんの味方的アイテムですが、もう一歩スタイルよく見せたい日はベルトをプラスしてみましょう！ ウエスト位置を強調することで、全身にメリハリが生まれてリズムよくまとまります。ベルトの色は、濃いブラウンなどの締め色だとより引き締め効果が感じられて◎。
パンツ￥11900／アテニア ベルト￥2990・バッグ￥1990／ユニクロ ニット￥11880／アクテ ピアス￥37400／ココシュニック 靴￥6380／コンバースインフォメーションセンター（コンバース）
chiaki：ベルトは今トレンドですし、すっきり見えるなら取り入れない手はないですね！ ただ、ベルトって低身長だとサイズが大きい場合が多くて……。穴を開けるのも大変だし、つい敬遠しちゃうんです。
池田さん：メッシュベルトなら、サイズに縛られず好きなところで留められますよ！ お直しいらずで楽しめるって、低身長さんにとってはすごく大事ですよね！ 余った部分は、ラフに垂らすようにするとニュアンスが生まれます。
4.ワイドパンツとトップスをワントーンにまとめて縦を強調！
パンツ￥12980／リリー ブラウン ルミネエスト新宿店（リリー ブラウン）
池田さん：ハイウエストと落ち感のある素材、センタープレスで下半身をきれいに見せてくれる一枚。落ち着いたブラックは仕事にもお出かけにも対応してくれて、ワードローブのスタメンとして活躍してくれます。トップスを同じブラックでつなげるとスラリとした印象がさらに際立ち、低身長さんのお悩みをカバーしてくれますよ。
