大屋夏南<連載コラム>第1・第3月曜日更新
モデルの大屋夏南が
ありのままに自由でいるための
カナ的イズムを書き綴る♡
「がむしゃらに頑張る」だけが答えじゃない/夏南の法則Vol.113
年末年始のシドニーの旅から帰ってきて、しばらく経ちました。
東京のリズムや自分の仕事のリズムに体が慣れてきて、また”日常”に戻ってきたなと感じています。
自分の空間、馴染みのある風景や顔、いつものルーティーンなど、思ってた以上に恋しかったことが多く、何気ない日常がとても愛おしいです。
そんな中、旅立つ前と決定的に違うのが、自分が何に対しても、より積極的でエネルギッシュであり、活動的になったのと、アイディアやインスピレーションに溢れているような感覚があること。
以前はずっと後回しにしていたようなことにもスッと取り組んだり、物事に新しいやり方を取り入れたりして、なんだかいい波に乗っているような気分なのです。
私が思うに、これはきっとシドニーにいる間にしっかり心と体に栄養を与えたから。
向こうではいつもより自然に触れて、アートを見て、体が喜ぶものを食べて、運動して、ぼーっとする時間を作って、いろいろな角度からエネルギーチャージしました。新しい情報や刺激を入れることでマインドのアップデートをし、もう機能していない古くなったものを手放したのも、良かったんだと思います。
私はそうやって自分の中にできたスペースが、素敵なものを生み出す場所になっていくと信じています。
大人になって学んだのは「がむしゃらに頑張る」だけが答えじゃないこと。
自分の心身の状態を的確に捉えて必要な判断を下し、タスクマネージメントすることも、仕事やプライベートでいいパフォーマンスをする上で重要なスキルです。
スタートダッシュでエンジン全開、アクセル踏みまくれ!といった“やりすぎモード”に陥りやすい年の始まりこそ、休むことや自分の心と体に栄養を与えることも同じくらい大事であるというのをリマインドしておくべきタイミング。
全てはバランスで、どっちかに偏りすぎてもいけない。自分のちょうどいいところを見つけて、いい波に乗りまくりましょ。
素敵な2週間でありますように♡