鹿児島でお片付けのサポートを中心に活動しています、整理収納アドバイザーの露重和子です。片付けが苦手な方は、片付けが苦手な自分を責め、片付けができない私はだらしがない、ダメな人間なんだ……と罪悪感でいっぱいな方がほとんど。そんな片付け苦手さんに今すぐやめてほしいこと3選をご紹介します。片付けは自分を認めてあげる行為です。片付けができないことで、罪悪感を感じるコトは今すぐやめてください。詳しくご紹介します。
片付けができない自分を責めない
片付け苦手さんの多くは、片付けができないご自身のことを強く責めがち。片付けができないことで、自分自身が困った経験や周囲の方に迷惑をかけた経験があればなおさら。ですが、「片付けができない自分はなんてダメな人間なんだ」「迷惑をかけるわけにはいかないから、ちゃんと片付けないと」と自分を責めれば責めるほど、片付けに対するモチベーションは上がらなくなり、片付けそのものが苦痛な行為となります。
片付けに限らず、○○すべき、○○しなければというマインドで物事に取り組んでも、集中力が続かず挫折してしまいます。まずは、片付けるべき、片付けなければならないというマインドではなく、「片付けて綺麗な部屋でくつろぎたい! 片付けてインテリも楽しみたい!」と、片付けに取り組むマインドを「○○したい!」に変えましょう!
片付け上手を目指さない
SNSや雑誌に掲載されている、片付け上手さんの素敵な収納と自分の収納を見比べて落ち込んでしまったことはありませんか? 片付け上手さんの素敵な収納をゴールにしてしまうと、そのギャップに落ち込んでしまい、片付けのモチベーションが上がらず、手を動かせなくなってしまいます。ご自身がストレスなく、片付けやすい収納を目指す、ラクに片付く仕組みを目指すというように、片付けのハードルを下げて、スモールステップで片付けに取り組みましょう。
自分以外の人のことを先に優先しない
片付け苦手さんは、つい自分をおろそかにして、自分以外の人のことを優先してしまいがち。いつも、地域やPTAの役員を引き受けていたり、家族のことばかりを優先させて、疲れてしまっていませんか? 良かれと思ってやっていることでも、自己犠牲が続くと疲弊します。まずは、自分自身を満たすことを優先させましょう。散らかった部屋に自分の身を置いて、自分を大切にしているといえますか? まずは「自分自身を大切にする!」と決めてください。そうすると、「部屋を片付けたい!」と思うようになるはずです。
片付け苦手さんに今すぐやめてほしいこと3選をご紹介しました。片付けは自分自身を認めてあげる行為です。片付けできていないことではなく、「片付けれるようになりたい! 今度こそ片付けたい!」と思えていることにフォーカスして、片付けたいと思えている自分を褒めてあげて、片付けの一歩を踏み出しましょう。一歩を踏み出すことができたら、もう片付けられない自分に罪悪感を感じる必要はありません。小さなできたを積み重ねて、自分自身を満たすために片付けを進めて行きましょう。