上手にハサミを使えたとき、幼稚園で作った作品を嬉しそうに見せてくれたとき……。そんな〝子どもの初めて〟の感動をきちんと残しておけるように、インテリアを邪魔しない「飾る」アイデアをVERY webの
でおなじみの井出武尊さんに伺いました!
「#VERY子ども遊び研究所」井出武尊さんの場合
残すものは割り切って厳選! 家での制作は〝飾る前提〟で工夫を
娘が家で絵を描くときは、飾る前提でキャンバスや木の板に。子どもは集中力が続かないから、ひとつの絵を何カ月もかけて描き足しています。重ねて描くと、意外にどれもサマになるんです。僕の場合、子どもの作品をファイルに入れても見返さないので、台紙に貼ったり額装したりと、保管するものはいつでも飾れる状態に。初めての作品は愛着があるけれど、徐々に思い出の選定もこなれてくるので、最近の作品はどんどん厳選しています。
井出武尊さん
(クリエイティブディレクター/遊びの実践者)
6歳女の子のパパ。15年以上にわたり子どもの遊具や遊び場のデザインを手がける。VERY webでおうち遊びコラムを執筆。
おうち作品は、飾る前提! キャンバスや木の板を活用
リビングに入ると目に飛び込む、A0サイズのキャンバスに娘の七緒ちゃんが描いた作品。
紙だとすぐに縒れちゃうけれど、キャンバスなら保存しやすく、立てかけるだけでアートに。
小さな作品はいくつか組み合わせたり、インテリアと融合させることでおしゃれな空間を演出。
「描き足し方式」なら むやみに増えない
大きなキャンバスに1年かけて描き足していくことも。重ね塗りには、不透明で速乾性のあるターナーのアクリル絵の具がおすすめ。キャンバスはフライング タイガーなどで購入&常備。
2・3歳期、「初めて」の作品は 額装してインテリアに
初めてハサミを握ったときの情景を大切にしたいから、切りくずも台紙に貼り、作品として保管。
お絵描き作品は、 ラッピングにアレンジ
お絵描きをした紙を使ってプレゼントを包めば、立派なラッピング用紙に。祖父母への贈り物に使うと喜ばれること間違いなし。オンラインのお買物も増えたから、子どもの作品を活用してみては?