ファッションコンサルタントの田子島裕子です。まだまだ寒い毎日ではありますが、春を感じる日も増えてきましたね。この春、ご卒業・ご入学を迎えるお母様方、おめでとうございます!さて、子どもの成長に胸いっぱいになりながらも頭をよぎるのが「卒業式、入学式で何を着よう…」「式でしか着ない服を買うのは避けたい」というお悩みですよね。そんな方のために、今回はセレモニー後は普段使いできる服の選び方をお伝えしたいと思います。
母らしくシックな「卒業式コーデ」
ここでは黒のブラウスとホワイト系のジャケットを購入することをオススメします!
黒のブラウスは薄手であればデザインは好きなものを、ジャケットは長く着られるよう定番のデザインを選びましょう。
そこに、みんな一枚は持っている黒のパンツ、仕上げにコサージュとパールをプラスすれば一気にセレモニー仕様に!
※女性らしくジャケットを着こなすポイント
母として女性らしさを出したい卒業式。定番のジャケットはビジネス感が出やすいので(左画像)、手首を出す、ポケットの蓋を入れる(右画像)ことを意識してみてください。ちょっとしたことですが女性らしさが出ますよ。
左/そのまま着るとビジネス風
右/手首を出すと女性らしく
※普段のコーディネート
黒のブラウスはドレッシーなイメージが強いアイテムなので、カラーパンツと合わせるとカジュアルダウンして普段使いがしやすくなります。また、「黒は強い色なので似合わない」と思っている方も、ブラウスのような薄手で柔らかい素材ならば着こなせることが多いです。ぜひ試してみてください。
明るい色で新たな門出をお祝い「入学式コーデ」
入学式は季節的にも明るい色の服を着たくなりますよね。そこでホワイト系のブラウスを購入するのをオススメします。
パンツは卒業式と同じでもOK。カラーパンツを合わせると新鮮なイメージになります。
胸元には普段使いもできるブローチで華やかさをプラスしましょう!
グリーンのバンツはベーシックカラーと同じような感覚で使えるのに、垢抜けて見える便利なアイテムです。
ブラウスはやはりカラーパンツと合わせてたくさん着ましょう!
セレモニーのマストアイテム「コサージュ」の選び方
セレモニーらしいアイテムといえば「コサージュ」。でもコサージュって本当にセレモニーだけしか使いませんよね……。
けれども、あるとないとでは大違いなので、着回しは諦めてご用意することをオススメします。
※コサージュを選ぶポイント
できるだけ立体的なものを選びましょう。フェザーやお花、どんなモチーフであっても平面的だと安っぽく見えてしまい、華やかさに欠けてしまいます。
数年に一度しか使わないものを買うのはどうしても嫌、という場合はブローチがオススメです。
ピアスやネックレスと比べるとなじみがないアクセサリーですが、ニットやアウターに華やかさを足してくれるアイテムです。私はファージレにつけたりして楽しんでいます。
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今回はジャケット、ブラウスなどコーディネート次第で場面を問わず使えるアイテムをご紹介しました。稼働率の高いクローゼットを作る参考にしていただけたらうれしいです。