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ストイック過ぎない「パートタイム・ヴィーガン」がブームの兆し⁉

レシピ

完璧を目指すとハードルが高くなってしまうヴィーガン生活ですが、自分のライフスタイルに合わせて、できる範囲で無理なくヴィーガン食を取り入れる。そんな新しいスタイルが注目されています。今の流れに合わせて生まれた「パートタイム・ヴィーガン」をレシピとともにご紹介します。

akiharahetta

3. 和食は出汁にご注意

Photo by akiharahetta
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ユネスコの無形文化遺産に登録されている大切な文化でもある和食。ヘルシーではあるけれど、ヴィーガン食となるとひとつ問題が……。

かつお節やさば節でとる出汁です。外国人ヴィーガンのかたの言葉ですが「和食はおいしいが、なんにでも魚のブイヨンが入っている。」少しおおげさな表現ですが、わかりやすいですよね。

動物性の魚ではなく、昆布やしいたけから出汁をとるように心がけてみてください。または、ベジブロスを。

4. スパイスを上手に使って

Photo by akiharahetta
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インド料理のように、出汁やブイヨンを使わずに料理を完成させるテクニックを応用しましょう。上手に使えば、香りもごちそうなんだと改めて気づかせてくれますよ。

インドはヴィーガン大国なので、対応している料理のバリエーションも豊富。もし外食時にヴィーガンするならインド料理店を選ぶのもいいですよね。

もち麦とキヌアの「ベジ・チャーハン」

Photo by akiharahetta
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・もち麦……100g
・キヌア……20g
・水……400cc
・カルダモン(ホール)……3~4粒
・クミン(ホール)……小さじ1
・クローブ(ホール)……3~4粒
・塩……小さじ1/4

・しいたけ……3個
・にんにく……1かけ
・オリーブオイル……大さじ1
・玉ねぎ・ピーマンなどの野菜……お好きなだけ
・塩こしょう・醤油……適宜

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1. もち麦とキヌアを鍋に入れ、水・スパイス・塩を加えて火にかけ20分ゆでます。もち麦とキヌアは洗う必要はありません。
2. しいたけとにんにくは、できるだけ細かいみじん切りにします。
3. フライパンにオリーブオイルとにんにくを入れ弱火にかけ、しいたけを加えて炒めます。
4. さらに野菜類を加えて軽く炒めたら、ゆであがったもち麦とキヌアを加えて炒め、塩こしょう・醤油で味を整えて完成です。

細かく刻んだしいたけとにんにくを一緒に炒めると、不思議なほどコクが出ます。さらに足したい場合は、野菜コンソメや昆布だしの顆粒なら使ってもOK!

5. 海藻でミネラルもたっぷりと

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アメリカでは、海苔や昆布などヘルシーな海藻をスナック代わりにするのが、流行っているそう。たしかに栄養はあるし低カロリーですよね。上手に活用したい食材です。お腹は膨らみませんけどね。

6. タンパク質は豆類で

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ヴィーガン食となると、もっとも重要視する栄養素がタンパク質です。普段は主に動物性の食材から摂っているのですから。

テンペなどの特別な食品もありますが、お手軽に豆腐や豆類で無理なく摂取するのがおすすめです。最近人気のサラダ用蒸し豆を使ってチョップドサラダはいかがですか?ゆでずにすぐに使えて便利です。

7. きのこや根菜が大活躍

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旨みがギュッとつまったきのこ類や、ごぼうなどの根菜はとても優秀です。一年中手に入るうえ、出汁も出るし、揚げてよし、焼いてよし、煮てよしと変幻自在です。

アーモンドやグラハム粉を衣にして「しいたけフリッター」

Photo by akiharahetta
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・しいたけ……4個
・全粒小麦粉……大さじ3
・重曹……小さじ1/4
・水……大さじ3
・塩……小さじ1/4
・スライスアーモンド……適量
・粗挽きグラハム粉……適量

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1. 全粒小麦粉・重曹・水・塩をさっくりと混ぜ合わせフリッター生地を作ります。
2. 半分に切ったしいたけをくぐらせ、全体にまんべんなくフリッター生地をつけます。
3. 仕上げにスライスアーモンドまたは中粗挽きグラハム粉をつけ、180℃の油できつね色になるまで揚げたらできあがりです。

アーモンドとグラハム粉がサクっとこうばしく、しいたけはふんわりとやわらかい最高のフリッターです。固めの衣で食べ応えもあり、噛めば噛むほど旨みが増しますよ。

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しいたけフリッターに豆乳タルタルソースを合わせてみました。揚げたてのフリッターにソースの相性はばっちり!ナイスコンビネーションです。

タルタルソースがさっぱりしているので、揚げ物でも重くなりません。この衣は素材の味がしっかりしていますが、ぶつかったりしないんです。

植物性の食材だけでこんなにおいしくなるのかときっと驚きますよ。

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