若い頃とは違い、30代ともなるといろいろ迷いますよね。
気持ちを新たに迎える新年度。やりたいことはいろいろあるけれど、何からどう始めるのがいいのか、そもそも本当に自分にとって必要なことなのか? と迷った時は、基準があると答えが出しやすいですよね。
そこで、fumumu取材班が、自分らしく生きるための質問について、詳しい話を聞きました。
①「やっていて楽しい?」
「目標が高ければ高いほど、努力が必要になることもあると思います。でも、やっていて楽しくないことは、そもそも目標としてふさわしくないかもしれません。
人生の時間は、限られています。あとどのくらい寿命が残っているかわからないからこそ、無理や我慢をするよりも、楽しめることを選んだほうがいい気がします」(30代・女性)
②「時間を引き換えにしてもいい?」
「何度でもやり直しがきく10代、20代とは違い、30代ともなると残された時間を意識し始めます。
もしも途中で挫折したり失敗してしまったとしても、時間を巻き戻すことはできないので」(30代・女性)
③「お金を払うつもりはある?」
「『やってみたい』の理由が、『お金がかからないから』という場合もあります。
お金を払ってでもやりたいかどうかは、本気度を試すバロメーターになります」(30代・女性)
④「誰かの役に立ってる?」
「自分の人生は、自分が主役です。でも、だからといって、自分一人で生きていくことは難しいと思います。
自分らしく生きるためには、お互いの過不足を補完できる仲間が必要です。そのためにも、自分がやりたいと思っていることが誰かの役に立っているのかどうかは、大切なことだと思います」(30代・女性)
⑤「社会に貢献できている?」
「社会の発展や改善に寄与することは、周囲の賛同を得やすく、応援されやすいので、やりたいことが一気に加速する可能性があります。
一方で逆の場合は、どこかの段階でストップがかかってしまう可能性が少なくありません」(30代・女性)
物事を始める時にはスピードやノリも重要だったり、失敗もいい経験になるものですが、30代ともなると負った傷を治すのに多少の時間がかかります。
これらの質問を参考に、動き出す前に、念のため確認してみてもいいかもしれません。