季節問わず、コーディネートのハズし役を担ってくれる「キャップ」。いまや帽子を使ったオシャレの主役といえます。コーディネートのアクセントになったり、程よい抜け感を宿してくれるアイテムとして重宝。でも、ただキャップをかぶるだけでは、少年のような子どもっぽいカジュアルになることも…。この春夏は、なんとなくで合わせていたキャップコーデから卒業! 大人のスタイルに合わせやすい黒キャップや、ニュアンスカラーのキャップを中心に、大人カジュアルの装いがこなれて見える着こなしテクニックをご紹介します。
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キャップコーディネートの着こなしのポイントは?
スポーティな帽子の代表格「キャップ」は、ラフなお出かけコーデ、子供との公園、ジム通いなど、カジュアルな日には欠かせないアイテム。でも、なぜか野球少年っぽくなってしまう…。というお悩みの方は‥
①迷ったら黒か定番色!
一番間違いないのは、シンプルなロゴ使いのものや無地の黒色。着ている服や色とケンカすることなく、コーディネートに馴染んでくれます。また、上品に映える紺色、なじみやすさ抜群のベージュ、清潔感あるホワイトといった「定番色」も着まわしやすいのでオススメです。
②カラーを選ぶなら、気張らない“くすみカラー”が旬
色物は、ダスティなくすみ感のあるものを選ぶのがコツ。たとえばピンク色なら「くすみピンク」を選ぶと、甘くなりすぎず、ほどよく女っぽさをプラスしてくれます。
③ニュアンス素材をチョイス
コーデュロイやスウェード、サテン系などひと味違う素材を選ぶことも大人見えするコツ。一般的なキャップの素材コットン100%だと、デザインによって子供っぽく見えてしまう……そんな欠点を解消できます。
④1つは持っておきたいロゴキャップ
ワンピースなど女性らしいアイテムをカジュアルダウンしたいときには、カジュアルなロゴキャップを合わせるのがオススメ。ロゴがさりげないアクセントになり、シンプルなコーディネートのワンポイントにもなります。シンプルコーデが多い方は、ロゴキャップを1つ持っておくと便利。
【春】のアウターに合わせたキャップコーデ
1【キャップ×ブルゾン】コンサバさんは「スポ可愛」で攻める
撮影/西崎博哉(MOUSTACHE)
コンサバ派のキャップ初心者さんは、「スポーツ可愛い」を意識して仕上げれば苦手意識も即解決。単体では目立つ白キャップはカラー合わせではなく、潔くモノトーンにすれば気後れせずにカフェにも行けそう。キャップでつくるモノトーンコーデです。
キャップ¥4,180(ニューエラ)ブルゾン¥29,700(カデュネ/カデュネ プレスルーム)Tシャツ¥15,400(エイトン/エイトン青山)スカート¥38,500(ダンスキン/ダンスキン ビューティフルシン グス シブヤヒカリエ シンクス)バッグ¥28,600(ステート オブ エスケープ/サザビーリーグ)靴¥10,780(ラルート/アバハウス インターナショナル オンラインストア)ネックレス¥253,000(マリハ)
2【ロゴキャップ×トレンチコート】パンツとキャップの色を馴染ませて上品な脱力感を
撮影/渡辺謙太郎
端正な黒パンツとキャップの色を馴染ませることでコーデに一体感がプラス。少しエッジーな雰囲気の黒ベースに白ロゴのモノトーンキャップでモードにふるのが正解。カーブしたツバで、より小顔効果で、大人かっこいい雰囲気に。
コート¥99,000(ハイク/ボウルズ)キャップ¥4,180(ニューエラ)シャツ¥28,600パンツ¥30,800(ともにコキュカ/ザ ストア バイ シー 代官山店)ニット¥20,900(スローン)バッグ¥121,000(YOKO CHAN)靴¥77,000(ゴールデン グース/ゴールデン グース 東京店)ピアス¥8,800(ワンエーアールバイウノアエレ/ウノアエレ ジャパン)ネックレス¥24,200(マリハ)
3【ロゴキャップ×トレンチコート】王道のベージュ配色コーデ
撮影/渡辺謙太郎〈
きちんとした印象が強いトレンチコートをキャップでカジュアルに外してもOK。休日のカジュアルスタイルにぴったりです。全体をベージュのワントーンにまとめれば、上品な印象もキープできます。
コート¥66,000(ユナイテッドアローズ/ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店)キャップ¥6,490(クチュール ド アダム/ザ ストア バイ シー 代官山店)ニット¥22,000(スローン)肩に巻いたニット¥22,000(カデュネ/カデュネ プレスルーム)パンツ¥15,400(アンクレイヴ)バッグ¥31,900(オルセット/フラッパーズ)靴¥26,400(ダイアナ/ダイアナ 銀座本店)ピアス¥44,000リング¥37,400(ともにブランイリス/ブランイリス エストネーション 六本木ヒルズ店)
4【ロゴキャップ×カーキコート】大人が大人が浮かないネイビーキャップの使い方
撮影/渡辺謙太郎
ネイビーを投入してカジュアルなコーデにしてみるのは実は簡単!カジュアルなアイテムをちょうどいい上品さにまとめてくれるのがネイビー。顔映りもよく、 他のアイテムともコーディネートしやすいのも◎。キャップが大人っぽいネイビーだと、遊びが少なくて落ち着いた印象になります。
帽子¥4,180(ニューエラ)コート¥53,900(RHC/RHC ロンハーマン)ニット¥52,800(コキュカ/ザ ストア バイ シー 代官山店)ストール¥45,100(アソース メレ/ユナイテッドアローズ 有楽町店)パンツ¥35,200(スリーバイワン/アパルトモン 青山店)バッグ¥125,400(ミチノ・パリ/サード カルチャー)靴¥105,600(ネブローニ/フラッパーズ)ピアス¥8,800(アビステ)
5【黒キャップ×薄手ダウンコート】ダウンコートには黒ベース×白ロゴの「モノトーンキャップ」でモードにふるのが正解
撮影/渡辺謙太郎
春はまだまだ朝晩冷える日も。そんな時に重宝する薄手ダウンコートには モノトーンキャップがオススメ。アウターの中でも一番カジュアル見えするダウンコート。少しエッジーな雰囲気の黒ベースに白ロゴのモノトーンキャップでモードにふるのが正解。カーブしたツバでよりラグジュアリーな雰囲気に。小顔効果も大。
キャップ¥6‚160(シー/エスストア)コート¥58‚300(エレ ストリオフ)ニット¥42‚900(エイトン/エイトン青山)パンツ¥29‚700(カバナ/アマン)ブーツ¥79,200(ペリーコ/アマン)バッグ¥35‚200(オルセット/フラッパーズ)ピアス¥41‚800(MAAYA)ネックレス¥31‚900(SASKIA DIEZ /LE PHIL NEWoMan 新宿店)