ヘルシーな油といわれ、普段から料理に使っている方も多いオリーブオイル。それでも、「エクストラバージンオリーブオイル」と「ピュアオリーブオイル」の違いが実はよくわからないという方もいるのでは?今回はそれぞれの違いをご紹介します。ぜひ選ぶ際の参考にしてください。
健康によいと注目されるオリーブオイル
オリーブオイルは、オリーブの実を搾って作られるフレッシュジュースのようなもの。血中コレステロールを減らすといわれるオレイン酸や、美肌効果に期待できる抗酸化作用をもつビタミンE・β-カロチン・ポリフェノールなどが豊富に含まれています。
健康によいオリーブオイルの選び方
ところで、スーパーでよく見かける「エクストラバージンオリーブオイル」と「ピュアオリーブオイル」にはどのような違いがあるのかご存知ですか?
オリーブオイルは、IOC(国際オリーブ協会)による酸度や風味の検査でいくつかの種類に分類されています。酸度とは新鮮さを示す割合で、値が低いほどフレッシュなのだそう。
エクストラバージンオリーブオイルは、酸度が0.8%以下。オリーブの実を純粋に搾っただけの「一番搾り」といえるもので、オリーブオイルの中でも最高品質に当たる規格です。
対してピュアオリーブオイルは酸度が1.0%以下。精製して香りや風味を少なくした状態のオイルと、エクストラバージンオリーブオイルなどをブレンドしたもので、癖がない反面、ポリフェノールなどの成分は減少しています。ちなみに、「ピュア」の付かない「オリーブオイル」表記のものも同様です。
より健康的なものを、と考えるなら、エクストラバージンオリーブオイルがおすすめなのだそう。 買い物の際には、ぜひラベルをチェックしてみてくださいね。
「マイクロダイエット」のHPには、こうした健康やダイエットに役立つ知識がたくさん掲載されているので、そちらも参考にしてみてください。
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