家族みんなが過ごすリビングは散らかりやすいものですが、特にお金が貯められない人の「テレビまわり」には特徴があります。今回は、そんなお金が貯まらない人のテレビまわりの特徴から、お金を貯めるためのヒントを確認していきましょう。
お金が貯められない人のテレビまわりの特徴
家族が過ごすリビングにテレビを置いている方も多いと思いますが、“お金が貯まらない人”の「テレビまわり」には、どのような特徴があると思いますか?
ここでは、お金が貯まらない人のテレビまわりの特徴を紹介しますので、お金を貯めるためのヒントにしてみてくださいね。
(1)電子機器が多い
お金が貯められない人の特徴としては、まず「テレビまわりに電子機器が多い」という特徴があります。
ゲームのための機器類など、テレビ以外の電子機器がたくさんある人は要注意です。テレビまわりにたくさんの電子機器があると、テレビまわりのコンセントがたこ足になるほど常時稼働している電化製品が多くなり、電気料金が高くなっている人も多く見られます。また、ゲーム機などがある場合はソフトなども必要になりますから、テレビまわりにたくさんの電子機器がある人は、それだけたくさんのお金を使っているということになります。
さらに、テレビまわりに電子機器が多い人は、複数の動画配信サブスクやゲームのサブスクなどにも加入している可能性もあるため、テレビまわりのために使っているお金が高くなりやすいのです。
もちろん、趣味の一環として生活を潤わせるための道具として欠かせない人もいるでしょうから、やみくもに所有しないことを推奨しているわけではありません。
しかし、テレビまわりにお金をたくさん使っている人は、ゲームや動画配信のサブスクなどに興味がない人よりもお金が貯まりにくくなりますので、節度を持った利用にとどめておく方がお金を貯めやすい状況を作ることにつながりますよ。
(2)今は使っていないものが多い
テレビまわりの収納は、家具の中でも容量が大きめであることが多いものです。その分、さまざまなものを収納してしまいがちです。
古くなったゲーム機器など、一時期は使っていたけれど今は使っていないものが、何年もそのまましまいっぱなしになりやすい場所でもあります。
テレビまわりの収納に何でも入れっぱなしにしてしまうと、使っていないものに無駄なスペースを使っていることになりますし、使っていないものを処分する習慣がない人は「買う」ことに意識がいきがちで浪費癖がある可能性もあります。
お金が貯まりやすい人は、テレビまわりの収納がいくらたっぷりあると言っても、一度入れたら入れっぱなしにはしておかないことが多いものです。いる・いらないを定期的に見直し、不要なものは処分するようにするとテレビまわりもすっきりし、ものが増えすぎないはずですよ。
(3)収納棚が大きすぎる
上記の内容にも重なりますが、テレビまわりの収納棚が大きすぎる人も要注意です。
テレビまわりは、テレビ以外の電子機器や使っていない電子機器、書類、本などが集まりやすい傾向がありますが、収納棚が大きすぎる人は、このようなものを必要以上にたくさんためこんでしまう傾向もあります。
たくさん入る=たくさん買ってしまうということにもつながりますので、お金を貯めたい人は、コンパクトな収納棚に入る範囲で、買い物を心がけるとよいでしょう。収納棚が大きくても、ゆったりとした収納量を心がけるという方法もありますよ。
ものはお金が形を変えたものですから、購入するものが少ないほどお金は貯まりやすくなります。
もちろん上記にもあるように、何も買わないことが良いことというわけではありません。あくまでも「お金が貯まらないことに悩むほどに買いすぎない」範囲で買い物を楽しみましょう。
(4)ジャンルがごちゃごちゃ
テレビまわりの収納棚が大きめの人にありがちなのが、いろいろなジャンルのものをごちゃごちゃと置いてしまうということです。
文具、日用品、子どものおもちゃ、学校のお知らせなどの書類など、さまざまなジャンルのものがテレビまわりの収納に大集合となってしまうことがありますが、こまごましたものが集まりすぎると、管理しきれなくなることもあるのではないでしょうか。
さまざまなジャンルのものが同じ場所にあると、目的のものを見つけにくく、ものの全体量も把握しずらくなります。
また、収納棚の中にものが多すぎると、どこに何をしまうかというルールを守りにくくなってしまうため、自分以外の家族が使いたいものが見つけられずに、また新しいものを購入してしまう可能性も出てきます。
収納棚にものをしまう場合も、棚ごとにジャンルを分けるなど、自分以外の人にもわかりやすく、戻しやすい収納棚を心がけると、無駄遣いも減らすことができますよ。