女性3人の友情ドラマがはじまります
『日曜の夜ぐらいは...』4/30(日)スタート
日曜日の夜10時に、“明日からまた頑張ろう”と元気づけられるドラマがはじまります。岡田惠和さん脚本のオリジナル作品『日曜の夜ぐらいは...』は、ABCテレビの新連続ドラマ枠の期待すべき第一弾!都内で開催された制作発表会見では、主演の清野菜名さんをはじめ、岸井ゆきのさん、生見愛瑠さん、岡山天音さん、川村壱馬さん、和久井映見さん、宮本信子さんが登壇しました。
人生とは、家族とは、愛とは
ヤングケアラー、元不良のタクシー運転手、ちくわぶ工場勤務。パッとしない人生に行き詰まった3人を演じるのは、清野菜名さんをはじめ、岸井ゆきのさん、生見愛瑠さん。全員が今年度日本アカデミー賞の受賞者という豪華な顔ぶれも話題です。
3人の友情ストーリーに彩りを添えるのは、岡山天音さん、川村壱馬(THE RAMPAGE)さん。そして清野さん演じるサチの母を和久井映見さん、生見さん演じる若葉の祖母を宮本信子さんが脇を固めます。
脚本は、連続ドラマ『ひよっこ』(2017年)、『ファイトソング』(2022年)の岡田惠和さんのオリジナル作品。友情の意味と何気ない日々の尊さに、ギュッと胸が熱くなるドラマ。
今を生きる女性たちを描くハートフルな物語がはじまります。
「暗いお芝居にはならないことが驚きでした」
「サチは、ある出来事をきっかけに大きく性格や人生が変化していく役です」と、自身が演じるサチについて語る清野菜名さん。
「台本を一人で読んでいると、どこまでも暗く演じられてしまうのですが、岸井さん、生見さんと一緒に撮影をしてみて、思っていたような暗いお芝居にはならないことが驚きでした。暗い毎日の中でもしっかり小さな幸せを見つけて、踏ん張って生きているサチに、撮影をしながら気づくことができました」。
現場の雰囲気について尋ねられると、「すごくいいです!」と笑顔で回答。「特にバスツアーのシーンでは実際に高速道路を走りながら撮影をしたのですが、メイクさんもなかなか普段のようには動けない中、岸井さんが私の髪を直してくれて、すごく嬉しかったです!」と微笑ましいエピソードを明かしました。
それに対し、岸井さんは「今そうやって伝えてもらえて、すごく嬉しいです…!」と照れ笑いする場面があり、会場がほっこりした空気に包まれました。
岸井ゆきのさんが演じるのは、厚木生まれの元ヤンキーで、家族に縁を切られ、タクシー運転手をしている翔子。
「清野さんと同じく、台本では結構暗い話だと感じていましたが、清野さん、生見さんと本読みをしてみて、この3人なら明るく見えると感じました。翔子は初対面からグイグイいくタイプなので、演じていて面白いです。自分だったらできないことも台本に書いてあればできるので、楽しくやっています」と役柄について語りました。
生見愛瑠さん演じる若葉は、ちくわぶ工場で働きながら田舎で祖母と2人で暮らしています。「バスツアーの撮影では、サービスエリアで何を食べるか、みんなと楽しく話をしています」と和気藹々としている撮影の様子を語ってくれました、
ドラマのタイトルにちなみ、「日曜の夜にやりたいことは?」の質問を投げかけられると、清野菜名さんは「植物にハマっているので、日曜の夜ぐらいは、お酒を飲みながら土いじりをしたいです」と回答。岸井ゆきのさんは「私も清野さんと同じく植物好きなので、土いじりもしたいですが、やっぱり日曜日は映画館に行って、その後は家で本を読みたいです」とにっこり。生見愛瑠さんは、「この仕事をしていると曜日感覚があまりないので、日曜の夜ぐらいは、ちゃんと日曜日だと思いながら、ゆっくりお風呂に浸かりたいです」と明かしました。
誕生日を迎えた宮本さんにサプライズ!
出演者一同から特製高級アイスをプレゼント
本作では、プチ贅沢を味わうために「コンビニエンスストアで一番高いアイスを買う」 という憂さの晴らし方を語るシーンも印象的です。そんなご褒美アイスにちなみ、超贅沢な特注アイスが、3月27日に誕生日を迎えたばかりの宮本さんに、出演者一同からサプライズでプレゼントされました。
用意されたアイスは、マンゴー、佐藤錦、マスクメロンといった高級フルーツをふんだんに使い、くり抜いたメロンを器にしてマカロンなどをあしらった、ホテルのパティシエシェフによる特製デザート。登壇の6名から「宮本さん、お誕生日おめでとうございます!」と祝辞を贈られた宮本は、戸惑いの表情を浮かべながらも、「こうやって誕生日を迎えられたのも皆様のおかげでございます。ありがとうございます」と感謝の言葉で応じました。
『日曜の夜ぐらいは...』4月30日(日)スタート
「岡田さんの脚本にはいろんなことが絶対に起こりますから、それを楽しみに今は演じております」と宮本信子さんが語る通り、暮らしの中で行き詰まっている女性たちの日常が、どんな風に繊細に描かれ、どんなことが待ち受けているのか楽しみです。
会見の締めくくり、清野菜名さんは「生きていると大変なこと、辛いこと、嫌なことはたくさんあると思います。この物語は、大切な友達ができ、かけがえのない友情を得ることで、なんとか踏ん張って乗り越えようとする女性3人の友情物語となっています。日曜の夜ぐらいは嫌なことを忘れてこのドラマを見ていただいて、明日から1週間頑張ろうと思ってもらえたら嬉しいです」と本作への想いをアピール。
慣れない新生活で不安を感じていたら、3人の友情や生き方に勇気をもらえるかもしれません。ご褒美アイスを食べながら、『日曜の夜ぐらいは...』を見届けましょう♡
あらすじ
古ぼけた団地、郊外の借家、街中を空しく走るタクシー。時代に取り残され、活気を失い、どことなくもの寂しさが漂うどこにでもある光景に、特筆すべき要素はない。だが、それぞれの窓の奥に目を凝らせば、そこにはさまざまな事情を抱えた暮らしがあった。足の不自由な母との二人暮らしを支えるため、休みなくバイトを続ける娘、そして家族から縁を切られながらも、退屈な毎日に楽しみを求めてタクシー運転手を続ける女性、両親との縁が浅く借家暮らしを送りながら祖母と工場勤務を続ける孫娘…。離れた場所に住み、お互いの存在も知らない3人は、あるラジオ番組をきっかけに運命的な出会いを果たす。そして、お互いに戸惑いながらも心を通わせ始めた彼女たちにある“奇跡”が起き…漫然とした暮らしの中で行き詰まっていた3人の人生が、静かに動き出す…!
『日曜の夜ぐらいは...』番組概要
番組名: 『日曜の夜ぐらいは...』
放送:2023年4月30日(日)よる10時〜放送スタート ※初回は10分拡大(よる10時~11時04分)
出演:清野菜名 岸井ゆきの 生見愛瑠
岡山天音 川村壱馬(THE RAMPAGE) 和久井映見 宮本信子 ほか
脚本:岡田惠和
音楽:日向萌
主題歌:「ケセラセラ」/Mrs. GREEN APPLE(ユニバーサルミュージック/EMI Records)
企画・プロデュース:清水一幸
プロデューサー:山崎宏太 山口正紘 郷田悠(FCC) 浅野澄美(FCC)
演出 :新城毅彦 朝比奈陽子 高橋由妃 中村圭良
制作協力:FCC
制作著作:ABCテレビ