7日間、お金を使わなかった結果…。こんな発見がありました。
「浪費癖を直したい」とか「節約したい」と思っている人は、お金の断食を試してみるといいかもしれません。
fumumu取材班が、現金やクレジットカード、スマートフォン決済も使わないというルールで7日間過ごした結果、得られた気づきとメリットについて、経験者たちに詳しく話を聞きました。
①メンタルが安定する
「何も買えない状態なら、セール品などを買って得をすることもないけれど、不要なものまで買って損をすることもありません。周囲に振り回されることなく自由を得た感じがして、メンタルが安定しました。
別に周囲が惑わしてくるわけではなく、私が勝手に誘惑に負けているだけなんですけど…。お金の断食をした7日間は煩悩が消え、心の平静を取り戻すことができました」(20代・女性)
②自分時間が増える
「お金の断食中、物欲を刺激しないようにSNSから離れた結果、自分時間が急増しました。
前の週のスクリーンタイムを確認したところ、隙間時間にだけ見ているつもりだったSNSに、平日でも1日2時間以上も使っていたことに気づき、自分で自分にドン引きしました。
1日に2時間も使える時間があったら、いろいろなことができますよね。今までどれだけの時間を無駄にしてしまったのか…。お金の断食を機に、SNSの使い方はもちろん、時間の使い方を考え直しました」(20代・女性)
③本質的な仕事の価値を見直せた
「お金を使わない生活でも、物々交換でモノを得ることはできます。私はお金の断食期間中でも、得意なWebデザインで広告・宣伝用のチラシを制作し、商品やサービスと交換することができました。
でも同時に、自分が想像している価値と他者が感じている価値は、同じとは限らないということも痛感しました。
もしも仕事やお金がなくなったとき、私には誰かと交換できるほど価値があるモノを生み出せるのか…。お金の断食は、本質的な価値を見直すいい機会になりました」(30代・女性)
お金は、使い続ければいつかはなくなってしまうものです。たまには、使い方を見直してみてもいいかもしれません。