(9)面倒くさがり
「携帯料金を見直しするのが面倒くさい」「自炊するのが面倒くさい」「アイロンがけが面倒くさい」などといろんな場面で面倒くさがってしまう人。
携帯料金の見直しをせずに、いつまでも高い料金のまま使っている。自炊するのが面倒だから、外食に頼ろう。アイロンがけが面倒だから、クリーニングに出そう。……など、面倒くさがるとその分のお金が外に出ていきます。
(10)整理整頓ができない
「クローゼットを見てみると、似たような服ばかり……」「引き出しからはさみが3つも出てきた!」など、同じものを買ってしまう人。普段から整理整頓をして、このような無駄な買い物を減らしましょう。
(11)趣味に使いすぎてしまう
車・アウトドア・推し活など、お金がかかる趣味を持っている人。中には、推し活でアイドルに数百万円つぎ込んでいる方もいますよね。
趣味を楽しむのは悪いことではありませんが、「お金を貯める」という目標があるなら、趣味にかけられるお金は無限ではありません。予算を決めてその中で楽しむなど、ルールを見直すことも大切です。
(12)形から入りすぎる
たとえば、新しいスポーツを始めるときに、有名なウェアやグッズを一式そろえるなど、何事にも形から入る人。
そろえて満足、やったつもりになっただけで、その趣味にすぐ飽きてしまうこともあるので、始めるときは形から入りすぎず、セットでそろえずに必要最低限から少しずつ買ったり、レンタルにするなどお試し期間を自分自身で作ってみるとよいでしょう。
お金が貯まらない人が「お金を貯められる人」になるためには?
「お金を貯められる人」になるには、日々の習慣を見直すことが必要。今日からすぐにできるポイントをまとめました。
日々の出費をチェックする
最近はキャッシュレス決済が主流なので、お金の動きが見えづらいですよね。毎月1回、出費の振り返りをする日を決めて、決済の明細をチェックしましょう。
お金が貯まらないのには必ず理由があります。明細を見ることで「この出費が多かったんだ」「これだとお金が貯まらないわけだ」と気づけるようになります。
「いる」「いらない」を自分で判断して、買い物する
買い物するときに「本当に必要かどうか」を、ワンクッション挟んで判断すること。これじゃなければ絶対にいけないのか、買ったその先まで考える力を養えるといいでしょう。
ネットショッピングをするときは、いったんカートに入れておいて、翌日まで寝かせると、クールダウンできて「やっぱり必要ないな」と気がつくこともあります。
心が弱っているとき、疲れているときに買い物はしない
心が弱っているときや身体的にも疲れているときは、買うべきかどうかの判断能力が鈍ったり、早く買い物を済ませたいと思ったりしてしまいます。
また、タイムセールなどで時間制限があると「今買わないと!」と焦って、いらない出費がかさむことも。
この二つのタイミングで買い物はしないように要注意。午前中など、冷静かつ判断力がある時間に買い物するのがいいでしょう。難しい場合は、金銭感覚がしっかりとしている友人や身内に相談するのもおすすめです。
令和のマネーハック73
お金が貯まらない人には「嗜好品やプチご褒美が好き」「流行物やセールに弱い」などの特徴があります。自分の癖や趣向を見直して、お金が貯まる人の習慣を身につけましょう!
(監修:丸山晴美、取材・文:高橋千里、イラスト:itabamoe)
※この記事は2023年05月01日に公開されたものです