S字フックや人感センサー照明。 お助けグッズで効率UP
備え付けの照明だけでは濃い色の服など判別しづらいので、無印良品の人感センサーライトを4カ所にプラス。またS字フックはさっと上下の組み合わせを確認したり前日夜に決めたコーデを掛けておける名脇役で、QOLがグッとUP!
ON⇄OFF両用羽織りは ハンガーの色で識別して 平日コーデを時短に
営業服としてアリ/ナシのボーダーラインはジャケットで決まることが多いので、仕事OKなジャケットは白ハンガーで色分け。「仕事OK」と「完全休日用」を一目で視認できるようにしています。ハンガー類はすべてMAWAを使用。
〝物の住所を決める〟は 子どもたちにも 習慣で学ばせて
娘たちにも、物を決められた場所に戻すことを習慣化してほしいので、背丈に合わせて取り付けた玄関のフックに脱いだコートを掛けさせています。
インフラ整備のおかげで どんなシーンも即コーデ!
色分けハンガーで 平日朝もスムーズに
オーソドックスなカットソーにきれいめパンツのコーデ。羽織るジャケットが雰囲気を左右するので、お客様に会う日はハンガーで色分けした「お仕事OKジャケット」からチョイス。ジャケットはエストネーション、パンツはエブール。お仕事バッグにはボッテガ・ヴェネタのアルコを。
オールネイビーの日は スカーフでひと盛り
長女の参観日や保護者会など小学校に行く日は黒やネイビーコーデの仕上げにエルメスのカレで色を差して。薄く、引き出しに重ねてしまいがちなスカーフですが、吊るす方が圧倒的に循環しやすい! アウターはSHE Tokyo、中に着たシャツはリラクス、パンツはエムフィルのもの。
個性派スカートも 難なくローテ
次女の慣らし保育が始まり久しぶりにママ友とカフェで朝活時間を持てるように。ご近所で短時間ですが、大好きな服でテンションを上げたいので、ブラミンクの華やかスカートで。印象が強いアイテムも〝着たら右に戻す〟ルールで登用回数を把握しやすく。
フルタイム復職を助ける 効率性・循環性重視の収納
クローゼット整理に目覚め、整理収納アドバイザー2級の資格を取ったのは第1子の育休中のとき。復帰後、フルタイムで営業として働く新生活の慌ただしさは容易に想像できたので(笑)、せめて朝の身支度は効率良くこなせるよう、クローゼットのインフラを整えたい!と考えました。収納を整理整頓する目的は、そんな効率化はもちろんですが、自分で働いて買った服を大切に無駄なく着たい!という思いからでも。ミニマリストではないし、オシャレが働くモチベーションになっているので服は一定頻度で買いますが、これまでの経験上、自分が一度に把握・管理できる服の量はせいぜい50着まで。
マンションのクローゼットのキャパにも限りがあるので、それが自分にとってのベストな量と定義し、超えた分は不要な服をメルカリでこまめに手放すなどしてコントロールしています。この春は2人目育休からの復帰で一層バタバタな生活が始まるので、中身も仕組みも常に見直して、より使いやすいクローゼットを模索中。限られたスペースでもとにかく見やすく、小さなストレスや違和感があったらすぐに解決する工夫で、朝のコーディネートタイムのQOLがグッと上がると思います。
撮影/イ・ガンヒョン 取材・文/嶺村真由子 編集/引田沙羅
*VERY2023年5月号「【大特集】オシャレの見直しで、ロスタイムを減らしたい 私たち、生きる時間が足りなすぎる! 時短オシャレ考察 Part4 〝クローゼットのインフラ〟整備が近道」より。
*掲載中の情報は誌面掲載時のものです。商品は販売終了している場合があります。