整理収納アドバイザーむらさきすいこです。「うちは収納が少ない」と嘆いている人はいませんか?収納が少ないからといって、収納家具を増やすのは避けたいもの。今回は、居住スペースを減らさずに「収納力をアップする3つの方法」について書きました。収納空間を上手に区切って、収納上手を目指しましょう!!
1.ラックを使う
奥行も高さもある大容量の収納スペースをどう活かして良いのかわからないというお悩みはありませんか?
こちらは、私の整理収納サポートのクライアント宅の事例です。
大容量のリビング収納にスチールラックを設置して、空間を効率的に活用できています。
スチールラックには軽い物だけを収納して、更にはキャスターを取り付けているので、スチールラックを手前にコロコロと引き出せば奥の物を簡単に取り出すことができます。
こちらも、整理収納サポートのクライアント宅の事例。
洗面所のシンク下には排水管があるため、どのように収納すればいいのかわからず頭を悩ませている人も多いと思います。
そのような場合には、シンク下に伸縮ラックを設置すると便利。
排水管をよけて設置ができ、収納場所に合わせて幅や高さが調整できる商品もあります。(写真はニトリの商品)
ストックを突っ込んでしまいがちなシンク下の収納空間を、上下に区切って収納力をアップさせてみましょう。
また、キッチンの食器棚やパントリーなどでは「コの字」ラックを活用するのがおすすめ。
収納面積が増えるのに加えて、食器を重ねずに収納できるので取り出しやすくしまいやすいメリットがあります。
2.棚板を増やす
こちらも私の整理収納サポートのクライアント宅のキッチン。
上部の空間が活用しきれておらず、もったいない状態です。
キッチン収納に棚板を1枚追加して収納力を増やしている事例です。
こちらは、筆者宅の洗面所のリネン庫。
この収納は可動棚ですが、入居時には棚板が4枚しかありませんでした。
これでは収納が活かしきれず、スカスカな状態です。
そこで、こちらの収納に棚板を4枚追加しました。
棚板を追加したことで空間をたくさん仕切ることができ、収納空間を余すことなく活用できていることがおわかりいただると思います。
棚板を作成するのは意外と簡単。
既存の棚板と同サイズの板をホームセンターでカットしてもらう、あるいはインターネットでオーダーすることもできます。
棚板を追加する際は「棚ダボ」もお忘れなく。
ダボ穴の内寸を計測して、サイズの合うものを用意しましょう。
また、板の耐荷重も要チェックです。
軽い物を収納するなら、安価な化粧板で大丈夫。
何を収納するか決めてから板を購入して下さいね。
このように活用しきれていない空間に棚板を増やすことで、収納量をアップさせることができますよ。