きのこの旬と聞いて、秋を想像する人も多いはず。
でも実は、きのこの中でも馴染みの深いしいたけは、9〜11月だけでなく3〜5月も旬の時期といわれています。
今回は、秋田県横手市で朝採れしいたけをお届けしている農家「【秋田】美味いもん。」さんに、食べごろの時期を迎えたしいたけをより美味しく食べる秘訣を教えていただきました。
「しいたけパウンドケーキ」のレシピも併せてご紹介します!
美味しいしいたけの見分け方
「【秋田】美味いもん。」さんによると、美味しいしいたけを見分けるコツは「傘の厚みと巻き込み具合」にあるそうです。
美味しいしいたけには傘に厚みがあり、内側のヒダが見えないほどの巻き込みがあります。また、鱗皮(りんぴ)と呼ばれる外側のヒダが立っているしいたけは、新鮮で歯応えもある証拠!しいたけを購入する際はぜひチェックしてみてくださいね。
しいたけを美味しく食べる秘訣は?
しいたけをより美味しく食べる秘訣は「冷凍」すること!冷凍することでグアニル酸、グルタミン酸、アスパラギン酸などのアミノ酸が約3倍に増え、旨味成分や栄養価が高まるそうです。
冷凍する際は、薄く小分けにすると◎素早く冷凍されるので、鮮度が高いまま本来の旨味を凝縮できます。冷凍の状態では1ヶ月ほど保存できますよ。
使用する際は、解凍してからカットすると旨みが逃げてしまうため、冷凍のままカットしてくださいね。
お子さんと一緒に♡「しいたけパウンドケーキ」レシピ
今回は「【秋田】美味いもん。」さんおすすめの、しいたけパウンドケーキの作り方をご紹介します。お子さんと一緒に作れる簡単レシピなので、ぜひ試してみて♡
材料(中サイズのパウンドケーキ2個分)
《グラッセ》
《パウンドケーキ生地》
《用意するもの》
しいたけパウンドケーキの作り方①しいたけをカットする
しいたけの傘の部分を約5mm幅に、軸の部分をさいの目切りに切ります。
しいたけパウンドケーキの作り方②煮詰めてグラッセを作る
鍋に水100ccとしいたけを入れ、火にかけます。しいたけが柔らかくなったら砂糖を入れ、混ぜながら煮詰めてしいたけのグラッセを作りましょう。でき上がったら、6〜8個ほど飾り付け用に取り分けておきます。
しいたけパウンドケーキの作り方③グラッセを加えて生地を作る
ボウルにパウンドケーキ生地の材料を入れ、粉っぽさがなくなるまで混ぜてください。しいたけのグラッセを加え、ヘラでざっくり混ぜます。
しいたけパウンドケーキの作り方④生地の空気を抜く
パウンドケーキの型に生地の半分を入れたら、生地を落ち着かせるために10cmの高さから5回落として空気を抜きます。
しいたけパウンドケーキの作り方⑤飾りをのせて生地を焼く
取り分けておいた飾り用のしいたけをのせ、180℃で30分焼きましょう。15分経ったらナイフで切れ目を入れ、焦げないようにアルミホイルをかぶせてくださいね。
焼きあがったら竹串をさして、生地が付かなければ完成です。