精神科で外来を行い、6万人以上インスタやvoicyのフォロワーに対してHSP気質に関する発信、書籍刊行など幅広い分野で活動する精神科医しょうさんが、HSPやメンタルヘルスに関する身近なギモンを解説。生きづらいをラクにするためのヒントを連載形式で紹介します。
こんにちは!精神科医しょうです。いきなりですが、みなさんは「散歩」って普段されますか?
「休日に何気なく散歩に出かける」
「仕事終わりに駅から家まで歩くぐらいかな」
など人によって様々かもしれませんね。実はこの「散歩」には多くのメリットがあるんです。今回はその散歩のメリットについて3つ紹介したいと思います。ではさっそく結論からお話すると、散歩のメリットとは
1 ストレス発散につながる
2 生活のリズムが整う
3 気分転換になる
この3つになります。1つずつ深掘りしていきましょう。
1 ストレス発散につながる
散歩の代表的な効果の1つとしてストレス発散の効果があります。散歩中に自然にふれる事ができたり、散歩がリズム運動となってストレス解消につながるんですね。そのためもし可能ならば、散歩コースはできるだけ自然が多くある場所を選ぶ事をオススメします。例えば公園でも、木々が多く植わっている自然が多い公園を散歩したり、川沿いの遊歩道を散歩するのが良いでしょう。またどうしても、自然を感じられる場所がないという方は、早朝の空気が澄んでいる時間帯やなるべく人混みが少ない場所を散歩するのも良いと思います。そうすることで、よりストレス発散の効果が期待できますよ。
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2 生活のリズムが整う
特に朝の散歩は、体内時計を整えてくれる「セロトニン」を活性化させることができるんですね。なぜなら、日光を浴びる事や散歩のリズム運動が、セロトニンの分泌に繋がると言われているからなんです。そしてしっかりと日中にセロトニンを分泌させる事で、夜の睡眠の質をあげる事ができ、まさに生活のリズムを整える事ができると言えます。朝、15分ほどの散歩でも効果を感じられるので、できる範囲で朝散歩を習慣化してみるとよいと思います。
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3 気分転換になる
「仕事終わり、散歩をしたら自然とオフスイッチを入れることができた」
「考え事をしている時に、散歩に出かけたら気持ちがスッキリした」
こんな風に感じた事はありませんか? これは、散歩をすることによって「頭の中が整理されたり、リラックスできたり」と気分転換ができるからなんですね。そのため、特に「家に帰ってきても仕事が頭から離れず辛い」という方は、帰りの駅から家までの散歩コースをみつけておく事がオススメです。そうすることで、帰宅するまでに良い気分転換をすることができ、家に着くまでに仕事モードからプライベートモードへと自然と切り替えができるはずです。
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まとめ
今日は【精神科医が教える】散歩のメリット3選!のお話でした。今回紹介したメリット以外にも散歩には、様々なメリットがあります。また仕事の休憩時間に散歩をしてみたり、朝の空き時間に散歩をしてみたりと気軽に始めることができるのも散歩の魅力ですよね。実際に私も、休日などは時間があれば散歩に出かける事が多く、今回紹介したようなメリットを実感することができています。これを機に、ぜひ朝の散歩を習慣化してみませんか?