ビューティシーンを牽引し続ける小田切ヒロさんが、2023年上半期のベストコスメをピックアップして今最もホットなビジュアルを披露！ ネクストトレンドの急先鋒「千金メイク」を解説。
今一番気になるのは、令嬢風＝千金メイク！
小田切ヒロ的マイベスコスでトレンドメイクアップSHOW
【ヒロ的Next trend】 千金メイクとは？
お手本は良家のご令嬢
どこまでも華やかでありながら上品さと可愛らしさを兼ね備えた、中国発の大富豪のお嬢様風メイク。火付け役は台湾出身の女優、オーヤン・ナナと言われている。
【MAKEUP TREND01】
朝焼け色で優しげ千金メイク
「まずトライしていただきたいベーシックな千金メイクは、まるで朝焼けの空のような色を使った甘いメイク。目元、チーク、リップにオレンジ系を纏い、ハーモニーを奏でるようにやわらかなワントーンメイクに仕立てたら、ラメやハイライト、切れ長アイラインやつけまをスパイスに、芯の強さを表現。巧妙な甘辛バランスで魅せましょう。」
気品漂うコケティッシュなムードこそベストフェイス
Eye
「オレンジのアイカラーに、ラインでエッジを利かせて緩急をつけて」（小田切さん、以下同）。3を上まぶたの眉下まで広げる。2のabc3色を混ぜて黒目の上からワイパー塗り。上の目尻1/3のキワに2のcを。上のインサイドに5を引く。4を目尻から1.5cm平行にはみ出させ、2のbを重ねる。6を3mm間隔で上まつ毛の下から装着。
1【ノスタルジックなトーンが絶妙】「ベーシックなブラウン系にオレンジをコーディネート。aを眉全体にのせたら、bをふんわり重ねる」。ケイト デザイニングアイブロウ3D（デュアルカラー） EX-4 ¥1430（編集部調べ）、2【どんな方も品よくドラマティックに】「体温を感じるマホガニー系」。ルナソル アイカラー レーション 19 ¥6820／カネボウ化粧品 3【曖昧なピンクってどこかミステリアス】「透明感とツヤめきで魅了するハイセンスなピンク」。ザ アイシャドウ クリーム Love Vision ¥2200／アディクション ビューティ 4【ベーシックで洗練された万能ブラウン】「なめらかな描き心地で即密着。ノーブルなブラウン」。ケイト レアフィットジェルペンシルN BR-1、5【ファッション感覚で取り入れるのが正解】「マンダリンオレンジ」。同 OR-1 各¥1210（編集部調べ）／カネボウ化粧品 6【羽のように軽やかで繊細】「軽やかな毛束感で自まつ毛になじむデザイン。1束ずつピンポイントでつけられる」。ハッピーリム アイラッシュ インディビジュアル（3ペア） 11.3I ¥2220／THE TOOL LAB
Cheek
「オレンジのチークに2つのハイライトを組み合わせて抜け感と立体感を演出して」。1を指で頬骨に沿って楕円形に。上辺1/4に重なるように2を重ね、こめかみまで広げる。鼻根と鼻の脇に指で3をのせる。
1【どんな方にもお似合いの血色感カラー】「UVカットしながらヘルシーに彩る」。アリィー クロノビューティ カラーオン UV チーク 02 ¥1760（編集部調べ）／カネボウ化粧品 2【ときめきいっぱいのキラめきホワイト】「初雪みたいなピュアカラー。まばゆいパールがふんだんに」。メルティシマー ブラッシュ 05 ¥2860／ジルスチュアート ビューティ 3【フレッシュな奥行きで魅了】「透け感が素敵なヌードベージュ」。ザ ブラッシュ パール Emotive Nude ¥3300／アディクション ビューティ
Lip
「オレンジレッドのオーバーリップは印象的なだけでなく、顔つきにコケティッシュさをプラスする役割も」。1を輪郭よりオーバーめに塗って指でなじませる。内側から1/3のゾーンにだけ2を足し、口角の下をコンシーラーで少しだけ削ってシェイプを調整。
1【ハイトーンなオレンジレッドにときめく】「しっとりしていて時間が経っても乾かない。唇をふっくら魅せてぼかせばナチュラルにも纏える名作」。ルージュクレーム マット 116 ¥5500／クレ・ド・ポー ボーテ 2【３Dリップのキュートな立役者】「唇をジューシーにプランプアップ。どんな肌の色にもマッチするクリアなコーラルピンク。保湿力も絶大」。クリスタルブルーム リップブーケ セラム 03 ¥3740／ジルスチュアート ビューティ
MAQUIA8月号
撮影／神戸健太郎（モデル） 魚地武大〈TENT〉（物） ヘア＆メイク／小田切ヒロ〈nous〉 スタイリスト／小林実可 モデル／吉木千沙都 取材・文／石橋里奈 企画・構成／萩原有紀（MAQUIA）
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