周りからの評価は「イイ女」。なのになぜかモテない……。そんな女性が増えているようです。「イイ女」だからといって必ずしもモテるわけではないのは不思議。「イイ女」の定義は人それぞれ。自分がどのパターンか見極め、モテない理由をチェックしてみましょう。
「イイ女」なのにモテないのはなぜ?
「イイ女」だからといって必ずしもモテるわけではないのは不思議ですが実は……。
男友だちから「お前はイイ女なのになぁ」と残念がられたり、女友だちから「大丈夫、あなたはイイ女だから男たちが放っておかないって!」と励まされたりしていませんか?
周りからの評価は「イイ女」。なのになぜかモテない……。そんな女性が増えているようです。「イイ女」の定義は人それぞれ。自分がどのパターンか見極め、モテない理由をチェックしてみましょう。
色気がない男前タイプ
おそらく一番多いのが、「男前」という言葉の同義語として「イイ女」という言葉で褒められている女性。大ジョッキのビールを傾け、下ネタをカラッと笑い飛ばし、何かあれば腕をまくって助けてくれる、どこに行ってもあだ名が「姉御」になってしまう人です。
サバサバとした性格で、男友だちが多いこのタイプの女性は、常に輪の中心にいる太陽のような存在。そのパワフルさゆえか、色気に欠けてしまうところも。
自分のキャラが板に付きすぎて、内面に持っている「かわいくて弱い私」を見せないように振る舞うため、彼女として守りたい対象になかなかなれません。
「キャラに合わないから」と、女性的な部分を隠そうとしないでください。始めのうちは茶化されて恥ずかしい思いをするかもしれませんが、だんだんと肩肘張った雰囲気がなくなり、恋愛対象として近づきやすい人柄になっていくはずです。
プライドが高い高嶺の花タイプ
良くも悪くも自分に与えられたキャラを演じきってしまうのが、「イイ女」の哀しいところでもあります……。
その端麗な容姿ゆえに男性からはチヤホヤされ、女性たちの嫉妬の対象になることもあるのがこのタイプの女性。男性たちの憧れの的で、その美しさをたたえる言葉として、「イイ女」と称されます。
常に「彼氏がいそう」と言われ、「いません」と反論しても、あまり信じてもらえません。付き合いたいと思う男性が現れても、男性のほうからはなかなか踏み込んできてくれず、恋を逃してしまいます。「いいな」と思った男性が、自分より格下だと思っていた女性と付き合う……なんてことも。
このタイプの女性は、プライドが高いのがモテない最大の理由。自分から「彼氏がほしい」とは公言せず、男性から口説かれるのを待ちます。口説かれても、自分に不釣り合いだと思うと、全くなびきません。
高飛車な態度は、実は普段の言動の端々に出ており、「美人だけど付き合いたくない」と思われています。高嶺の花でも、プライドまでは高嶺に上り詰めないよう気をつけて。
行き過ぎたカリスマタイプ
キャラが濃く、独自の世界観と物差しを持っており、全く受け付けない男性がいる一方、恋愛を超えて信仰に近い感情を抱く男性もいるのが、カリスマタイプの女性。そのアーティスティックな感性と才能を讃える言葉として「イイ女」と呼ばれます。男前タイプや高嶺の花タイプと比べ、その数は少ないでしょう。
突拍子もない言動で周囲の人々を振り回すので、「端から見てるぶんには楽しいけど、付き合うのは危険」だと思われています。また、好意を抱く男性は、「自分には恐れ多い」と勝手に身を引いてしまうため、なかなか恋愛に結びつきません。
変わり者と呼ばれることが多く、「ちょっと変わってる私」を自覚して楽しんでいるふしもあるはず。それが行き過ぎて、必要以上にエキセトリックに振る舞い過ぎているのかもしれません。本当の才能や世界観を持っているなら、平凡な日常生活を送っていても崩れることはないですよね。もう少し現世に沿った行動を。
「イイ女」ゆえに……
女性は誰しも内面にかわいらしい部分を持っています。それを無理に隠さないで!
「イイ女」と呼ばれる人たちの特徴は、パワーが有り余っていることだと思います。それゆえ、一癖も二癖もあるダメ男を好きになって、不幸になることが多いようです。
また、自分がどういう風に見られていて、どういうキャラであるべきかをわかっているため、キャラに合わない言動を自分で押さえつけてしまいます。そこに本当の自分とのズレが生じてしまい、自己嫌悪に陥ることもあるでしょう。
幸いなことでもあり、残念なことでもありますが、周りの人たちはあなたが思っているよりもずっとあなたのことを見てはいません。少々キャラに合わないことをしようとも、意外とすんなり受け入れてくれるものです。
自分に「こうある“べき”」と行動規範を敷いて、がんじがらめになっているなら、もう少し“べき”の数を減らして身軽になってみましょう。ナチュラルな魅力が増して、モテない「イイ女」から脱せるはずですよ。
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