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『DayDay.』猛暑でついやってしまう「水の飲みかた」に… 専門家が警鐘

暑いなか、ついやりがちな飲みかただけど…。思いがけずデメリットもあるよう。

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13日放送の『DayDay.』(日本テレビ系)では、熱中症対策について特集。

正しい水分補給など、詳しい対策方法について呼びかけました。

■やりがちな「水のがぶ飲み」は…

同日の放送では、熱中症対策に詳しい、帝京大学医学部附属病院の三宅康史教授がVTR出演。

三宅教授いわく、暑さのなかで多くの人がやりがちな「水のがぶ飲み」は「胃腸にも腎臓にも負担がかかる」状態になり「急に水分が体のなかに入ってきてしまい、少し水分を抜いておこう、尿に変えておこう」という働きにつながるといいます。

よって、脱水状態出でない場合、熱中症対策としては「一気に摂取するのではなく、15~30分ほどの間隔で飲む」方法が好ましいとのこと。

■ハンディファンは効果的?

また、番組が行なった街頭調査で「熱中症対策として使っているもの」として多く声が上がったのが、携帯扇風機の「ハンディファン」。

一方で、教室で使っていると話す学生からは「教室が暑いから熱風が出る」ため、効果として不十分では…といった声も上がります。

これに三宅教授は「服でさえぎられていないところに風を当てるということは、汗を乾きやすくするし、体の表面から熱も排出しやすくする、という非常にいい効果」があると説明。

■「軽くしぼったタオルで拭き、そこに風を当てる」

「汗をかいて、それが(風などで)乾くときに“気化熱”といって表面を冷やしてくれる」と三宅教授。ハンディファンは、風によって汗などの蒸発が促され、体を冷やす効果があるといいます。

そのため、より効果的な使いかたは「軽くしぼったタオルで顔や首を一度拭き、そこにハンディファンで風を当てる」方法。

三宅教授は「軽くしぼったタオルで顔とか首を一度拭けば、体の表面に水分がつく」「そこに風を当てると、どんどん水分が蒸発して大事な首元を冷やしてくれる」と説明しました。

■約3割「熱中症になった経験がある」

なお、fumumu編集部が以前に10代~60代男女の868名を対象に行った調査では、全体で36.1%の人が「熱中症になった経験がある」と回答。

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男女比で見ると、男性は33.5%に対し、女性は38.5%と、女性のほうがやや該当率が高いことがわかりました。熱中症になったことがある人は男女ともに決して少なくないようです。

これから本格的な暑さはまだまだ続きますが、水分補給や清涼グッズなどを駆使しながら、できることから対策を行なっていけると良いですね。

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