宮崎駿監督が社員旅行で訪れた「あの有名観光地にいる動物」を見たことが、シシ神の発想に繋がったとか…。
21日の『金曜ロードショー』(日本テレビ系)では、宮崎駿監督の超大作である、スタジオジブリの『もののけ姫』を放送。
主人公・アシタカの相棒である「ヤックル」や、重要キャラクターである「シシ神」について、以前スタジオジブリの公式ツイッターの解説が話題になりました。
■今日では絶滅した架空の動物
2021年8月に『金曜ロードショー』にて同作が放送された際、スタジオジブリの公式ツイッターが同作に関する質問を募り、放送中に回答する企画が実施されました。
そのなかで、「ヤックルはずっと鹿だと思っていたのですが……人が鹿に乗っているイメージがないのですが…」という質問に対し、同アカウントは「ヤックルは架空の動物です。『今日では絶滅した、アカシシと呼ばれる大カモシカ』という設定があります」と回答。
そうだったんですね…!
■シシ神は「奈良公園の鹿」から発想
同日の放送中には、「シシ神様は生と死、両方を司ってる神様ですよね。元々、そういう神様が在られるのですか?」との質問も紹介。
これに同アカウントは「シシ神についてですが、その姿は宮崎監督が奈良公園で見た鹿が発想のきっかけになっています」と回答し、「1994年秋にスタジオジブリは社員旅行で奈良に行っており、その時に見た印象から生まれました」と明かしました。
■「まさかの奈良公園」と驚きの声
この公式情報に、インターネット上には「まじか!」「まさかの奈良公園」「シシ神様、奈良県出身だったんかい!」と驚く声が続出。
奈良県に縁のあるユーザーからは「奈良県民としてこれは嬉しい!」「また是非是非奈良にお越しください!」という声も。
なかには「社員旅行で奈良行く→わかる そしてシシ神が生まれる→世界の見方が違う…」と、改めて巨匠の着眼点に脱帽するコメントも見受けられました。
神秘的なシシ神は「怖い」と感じる人もいますが、“奈良公園の鹿”と思いながら鑑賞すると、また印象が変わるかもしれませんね。