EXILE MAKIDAIさんが2025年を振り返り、仕事での挑戦や仲間との関係、家族との時間について語るインタビュー。活動の広がりや次の一年への思いも伺いました。年末年始の帰省にぴったりの縁起のいいスイーツもご紹介します。
2025年の締めくくりは、多幸感スイーツとともに
ホリデーのディスプレイで色めく12月。少しだけ足どりをゆるめて、どんな一年だったのかを振り返りたくなる季節です。今回の連載は、EXILE MAKIDAI(以下、MAKIDAI)さんとともに、この一年を振り返る回。仕事での挑戦、仲間との歩み、家族との時間——そのひとつひとつについて、ゆっくりとお話を伺いました。年末年始の帰省に持っていきたい“多幸感スイーツ”もご紹介します。
ぐるっとめぐって形になった2025年の活動
「音とダンスを一緒に形にできたことは嬉しかったですね」
EXILEのオリジナルメンバーとして走り続け、近年はPKCZ®としてのDJ活動を軸に、音楽イベントやメディア出演など、さまざまなフィールドで存在感を放つMAKIDAIさん。そんなMAKIDAIさんにとって、2025年はどんな一年だったのでしょうか。
「DJをずっと続けてきたなかで、今年はイベントの趣旨に合わせて、しっくりくる瞬間が多かった気がしますね。EXILE MAKIDAIとして呼んでいただくときは、こういう曲を流したらいいかな、という当て感のようなものがあって。感覚的にハマる場面が多い一年でした」
PKCZ®として3人で立つステージでも、その感覚は活かされていきます。
「それぞれのルーツがある個性的な3人なので、EXILE MAKIDAIとは違う形でパフォーマンスできる楽しみもあります。新しい曲調にも挑戦できましたし、いいバランスが見出せたかなって。PKCZ®というプラットフォームがあるからこそ、それぞれのDJ活動もやりやすいです」
忙しいスケジュールの合間を縫って大切にしていたのが、EXPG(『EXPG STUDIO』※)の生徒たちと過ごした時間。
「ダンスをきっかけに、今の仕事をさせてもらっているという思いがずっとあって。EXPGのみなさんと交流できたことは、本当に大きかったですね。ようやく全校を巡ることができて、直接顔を合わせて、自分たちの思いを伝えられて良かったです」
EXPGのスタッフチームと連携しながら、レッスンや発表会にも携わった一年。
なかでも『EXPG Presents LDH DREAM STAGE』では、LDHアーティストの楽曲をDJ MIXにしたダンスショー用の音源を制作し、ステージ上でのコラボレーションも実現しました。そうした経験も、印象深い思い出のひとつだそう。
「レッスンとはまた違って、一緒にステージをつくる経験ができたのは大きかったですね。交流を重ねながら、少しずつですが、EXPGのみんなが夢を叶えていくお手伝いができたのかなと思います。もともと、ダンスのショータイムをつくりたくてDJを始めたこともあったので、ぐるっとめぐって、音とダンスを一緒に形にできたことは、やっぱり嬉しかったですね」
※LDHが運営するプロのアーティストを目指す人のための育成スクール。
夢を循環させていくためのサポートも
「父親になって見える景色も変わりました」
今年50歳という節目を迎え、「挑戦への気持ちが前より強くなった」と語るMAKIDAIさん。
「昔、ダンスの技で一度あきらめたものもあったんですけど、ちょっと頑張って練習してみたら、意外とできたりして。トレーニングも、もう少し頑張ってどれぐらいまで動けるのか挑戦してみたいですね。来年は、考えるよりもまず行動する一年にしたいです」
EXPGの子どもたちや生徒たちに対する想いも。
「子どもたちの未来は、大人がサポートしていくものだと思うようになりました。やっぱり自分が父親になって見える景色も変わりましたよね。EXPGのみんなに、夢を叶えてほしい、いろんなことを経験してほしいという気持ちが強いですね。自分が思っていることを、全部伝えたい。“継承”って言うと大げさかもしれないですけど、夢を循環させていくために、自分なりのスタイルで子どもたちに少しでもプラスになるものを渡せたらと思っています」
年始に欠かさず続けている、新年のあいさつ
「相手の顔を思い浮かべながら、一人ひとりに言葉を綴っています」
もうすぐやってくる2026年。晴れやかな一年のはじまりに、MAKIDAIさんが欠かさず続けていることを伺うと、「新年のあいさつですね」とにこやかに即答してくれました。
かつては年賀状でやり取りしていた新年のあいさつも、いまはLINEが中心に。けれど、その中身に込める思いは変わっていないといいます。
「とある方に、“年賀状の挨拶ってすごく大事なんだよ”って教えてもらったことがあって。なかなか会えない人もいますけど、“今年もよろしくお願いします”って年の始めにやりとりすることで、相手との縁やつながりを大事に思えるんです」
送る相手は、メンバーや後輩たち、スタッフチームを中心に、交流のある人たち。その数は、100人を超えることも。
「定型文やフォーマットは使わないで、相手の顔を思い浮かべながら、一人ひとりに言葉を綴っていきます。最近は、子どもが寝てから夜10時くらいに、少しずつ送っていますね。年始に挨拶するとすごく気持ちがいいんです」
一通一通に向き合うその時間から、MAKIDAIさんの誠実さと、人とのつながりを大切にする姿勢が伝わってきました。
MAKIDAIさんのおすすめは?【今月の甘い時間】
大切な人と過ごす時間が増えるホリデーシーズンは、手土産選びも欠かせません。お子さんから目上の方まで喜ばれる、縁起がよく特別感のあるとっておきを厳選しました。
①おめでたい日を祝して。福いっぱいの冨貴寄(ふきよせ)缶
手土産を選ぶときに思い浮かべるのは、贈る相手の喜ぶ顔ではないでしょうか。「銀座 菊廼舎」の特撰缶JAPAN小缶は、蓋を開けた瞬間に思わず歓声が上がる名品。中央にあしらわれた富士山を主役に、三盆糖の宝づくし、金平糖、黒豆、結び寒天など、色とりどりのお菓子が詰め込まれています。
日本の四季を表現した美しい缶を手に、「きれいですね〜」と目を細めるMAKIDAIさん。「やっぱり富士山が気になりますよね」と話しながら、和三盆の富士山をパクリ。「これはなんだろう?」「金平糖なんて、久々に食べるなぁ」と、彩り豊かなお菓子に会話も自然と弾みます。
「ちょっとずつのサイズ感だと、いろいろ楽しめていいかも。みんなで集まるときに、シェアしながら食べたら盛り上がりそうですよね」
②ふかふかどらやきは、お餅入りのサプライズ!
まん丸の形状から「円=縁」を連想させ、円満や調和、縁結び、金運を象徴するといわれているどら焼き。厄除けやお祝い、邪気払いの意味を持つ小豆で作られたあんこを使い、「福を包む」ことにも通じることから、縁起のいいお菓子として親しまれています。スタンダードなどら焼きもいいけれど、変化球でお餅入りを選べば、ちょっとした楽しいサプライズにも。
「生地もあんこも甘さ控えめで上品。お餅入りって重たいかなと思ったけど、みずみずしくて、あんこだけのものより食べやすいかもしれない。ふわふわの生地と、やわらかいお餅の組み合わせが新年にもぴったり」と、うなずきながらパクパクと頬張るMAKIDAIさん。
あんこが好きになったきっかけは、子どもの頃におばあちゃんが愛情込めて作ってくれたおはぎだったそう。今でもあんこを見ると、その記憶がふっとよみがえるといいます。
2026年へ向けて、歩みは続く
MAKIDAIさんの公式Instagramをフォローしている人ならご存じかもしれませんが、リール投稿では、さまざまなシーンやロケーションで活躍するMAKIDAIさんの姿をチェックできます。取材中、リールの編集をご自身で行っているという話になり、編集部が思わず驚く場面もありました。
「新幹線や飛行機での移動中に編集することが多いですね。編集作業が好きなんです。音楽も、自分なりに意味を持たせながら選曲しています」
アクティブなMAKIDAIさんの活動が垣間見えるリールは、見応えも十分。ぜひあわせてチェックしてみてください(編集部はMAKIDAIさんが楽しそうに踊るダンスリールがかっこよくて大好き!)。
また、2026年のお仕事について伺うと、こんな嬉しいメッセージも。
「まだ告知できないんですけど、自分自身も心待ちにしていることがあるんです。きっと、新しい景色をお届けできると思います。ぜひ楽しみにしていてください!」
爽やかな笑顔で前を見つめる姿が印象的でした。みなさんにとって、2025年はどんな1年でしたか?来月の連載で、またお会いしましょう。