これまで使っていたブックカバーがぼろぼろになってしまったので、minneで見つけたこちらのブックカバーを購入。シンプルだけど、作家さんのこだわりがたっぷり詰まった一品です。
紹介してくれる人:ちゃんまる
小説とカフェが好きなminneのデザイナー。おうちでラテアートを練習しています。
しっとりとした手ざわり
電車の中ではいつも読書をして過ごしています。これまで使っていたブックカバーがぼろぼろになってしまったので、新しいものをminneで探すことに。理想は、無地でシンプルだけどこだわりが見えるような作品。BAY LETTERPRESSさんのブックカバーは、まさにわたしの理想通りでした。
まるで革製品のように見えますが、実はこちらの素材は紙。「シットーリ」というネーミングに心惹かれるとともに、しっとりした紙に触れてみたいと思って購入しました。触り心地は、その名の通り「しっとり」という感じで、優しく手に馴染むところがお気に入りです。紙のカバーにありがちな、使用していったときの毛羽立ちもなく、普段使いしやすいと感じました。
BAY LETTERPRESSさん
素材の紙は「コルドバ」というファインペーパーを使用しております。コルドバという紙の名前は、革製品で有名なスペイン南部の地名からネーミングされており、素材にラテックスを浸み込ませているため革のような質感があります。一般的な紙よりも強度があり、使い込むと革製品のようなシワが出て、それもまた味になります。滑らかでありながらも、しっとりとした手に馴染む紙質で、まさにブックカバーに最適な紙なんです。
パッと見はシンプルなのですが、中に活版印刷でロゴが押されていて、ちょっとしたアクセントが心をくすぐります。セットのしおりもかわいくてお気に入りです。
BAY LETTERPRESSさん
一般的なブックカバーは本を固定するために表紙、または背表紙を差し込むポケットが必要ですが、このブックカバーは紙を折り込むことで表紙、背表紙を固定します。そうすることで素材、工数の無駄をなくし、低コストで販売することが可能になりました。「シットーリ」という商品名は、この紙の特徴の「しっとり」と手に馴染む素材感からネーミングしました。ステッチを使用したブックカバーも販売しており、シリーズとして販売させていただいておりますが、「軽い」「手触りが良い」「色が素敵」といった声が多く寄せられ、大変ご好評をいただいております。
インテリアの一部にも
本のタイトルが透けない分厚さもお気に入りポイントのひとつ。今はひとつしか持っていませんが、複数そろえて文庫本をカバーしたら、本棚に統一感が出て素敵だろうな〜と思い、追加購入を検討中です!