かつて、大型連休はどこへいっても大混雑だった……
2019年のゴールデンウィークは最大10連休ということもあり、確かに例年にない熾烈な座席争いが起こっているのは間違いありません。2018年の最大9連休と比べてそんなに変わるものかな? というのが率直な個人的所感ですが、マスコミの報道等によって加熱している部分もあるのかもしれません。
しかしながら10年単位で見ると、近年はピークの混雑というのは一昔前に比べたら大分緩和されてきて、ピークにもかかわらず色々お得な旅行が実際に可能になってきたのはなぜでしょう。これは推測の域をでませんが、かつて日本社会が右肩上がりの成長を続けていた時代には、大型連休ともなれば全国民が一糸乱れずレジャーを楽しむ時代が続いていました。スキーのリフトに乗るのに2時間待ちなんて時代がほんの少し前に確かにありました。
しかし低成長、人口減時代を迎え、個人の価値観が多様化した今、そのような現象はすでに過去のものとなりつつあります。簡単に言えば、大型連休だからといってそこまで混雑する時代ではなくなったということです。これは、喜ぶべきことなのか悲しむべきことなのかは難しいところですが。
いずれにしても、お得に旅行できるのは嬉しいことです。ちょっとアンテナを伸ばしていろいろ探してみてください!
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