築約40年の賃貸一軒家に5人家族で暮らすrieさんは、古道具を数多く愛用しつつ、すっきりと整ったインテリアを実現しています。「築年数が経った部屋をおしゃれにしたい」「古道具をセンスよく取り入れたい」といった方にきっと参考になるインテリアの工夫をご紹介します。
押入れにはシーズンの服のみ、余裕をもたせて収納
押入れは襖を外してオープン収納に。上段を大人用、下段をお子さん用に分け、オンシーズン服をまとめています。シーズン外のものは2階の寝室にあるため、ここには今着るものだけが集まっている状態。
上段にはジャッキ式のつっぱり棒を設置し、rieさんと旦那様の服を20着ほど掛ける収納。端の隙間にもつっぱり棒を渡してバッグを掛けています。
下段のお子さまたちの服の収納には、無印良品の衣装ケースを使用。同じケースなので統一感があり、余白も残されているのですっきりしています。
ものを置きすぎず、風通しをよくした洗面所
洗面所はピンクの床にタイルシートを貼り、白を基調とした清潔感ある空間にしています。
洗濯機の右手には無印良品の「壁につけられる家具」を設置し、洗剤類を手に取りやすい位置に。
かつて社員寮だった名残で、壁に4×4のロッカーのようなオープン棚が備え付けられています。そこにはスペースごとに、歯ブラシやコンタクト類、花瓶類、というように置くアイテムを厳選。空いているからといって、ものを詰め込まないようにしています。
鏡の周りの棚にもほとんどものを置いていません。水を使う場でも風通しのよさが感じられる状態となっています。
お気に入りの古道具を愛でながらも、すっきりとした暮らし
築年数の経ったレトロな家に古道具という組み合わせ。ともすれば古めかしい印象になってしまいそうですが、rieさんのように見せるもの見せないものを区別して置くものを厳選すると、温かみがありつつもすっきりとした場になるのですね。古めの物件に住んでいる方や、古道具・アンティークなどを多用したい方は、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。
photo / rie
rie(@ri___wa12)
築約40年の賃貸一軒家に家族5人暮らし。Insagramやnoteに、自分と家族にとって「ちょうどよい」を探した家事や収納、インテリアなどのアイデア・工夫を綴っています。家の雰囲気と合った古道具を愛用し、季節感も大切にした暮らしぶりが伝わる投稿が人気です。